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# 690  【なぜスポーツ界ではゲイが許されないのか】 2002/11/11 23:27 返信する
From:HODGE URL:http://www001.upp.so-net.ne.jp/HODGE/
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野球は興味ないので、こういったことが日本で起こっていたことはまったく知りませんでした。

MSNジャーナル、マーティ・キーナート2002年11月7日の記事

なぜスポーツ界ではゲイが許されないのか

このマーティ・キーナート氏のジャーナルによると、ドラフトで1位指名のはずだった大学野球選手が、ゲイ・ビデオに出演していたことによって、白紙撤回されたということです。
問題になったのは、ポルノに出演していたことなのか野球選手のセクシュアリティなのかははっきりとはわかりませんが、記事の内容がゲイのスポーツ選手について書かれていることから、「ゲイであること」は少なからず関係があると思います。

この記事を読んで思い出したのが、ピーター・レフコートの小説『ニ遊間の恋』(文春文庫)です。これはランディ・ドレフスというメジャー・リーグの選手がゲイであったために、スキャンダルになり球界を追われそうになったときに、新聞記者ゾラがその「非」を告発するストーリーです。
主人公が「ドレフュス」、記者が「ゾラ」とくれば、あのドレフュス事件をなぞっていることは明らかです。

しかしながら現実は小説のようには行かなかったようです。ゲイであることを暴露し差別的な記事を書いたのが新聞(雑誌)記者であったということ。そしてそのために彼の将来の夢が砕かれてしまった。

このことからさらに思い出されるのは、「やおい」関係者が野球をネタにし人権上問題があるために回収された本の内容をWebに転載し、馬鹿にしたようなコメントを書いたという事実です。その「やおい」関係者にしてみれば、今度のことも新たな「やおいネタ」ができたことを喜んでいるのかもしれません。

ホモソーシャルは「やおい」の「餌食」になるとか言っている「やおい」関係者や、フェミニストを自称する評論家が「やおい」に入れ込んでいるのは、いったいどういうことなのか。自分たちが「差別」に「加担」していることが理解できないのだろうか。



Male   ゲイ       シモーヌ・ヴェイユ
 

# 689  【美術館ツアー】 2002/11/11 00:03 返信する
From:HODGE URL:http://www001.upp.so-net.ne.jp/HODGE/
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漢汁(おとこじる)というのを飲んでみました、といってもアレじゃなくて(笑)、旭松食品から出ているカップのみそ汁です。でもやっぱりアレと関係があるようです。入っているのが山芋、人参、胡桃、きくらげなどで、いかにも精力がつきそうです。味はまあまあ美味いので、皆さんも「漢汁」どうぞ。

>Billyさん
相変わらず急がしそうですね。あ、もうメトロポリタン美術展へ行ったんですね。
サイトの更新も楽しみにしています。テキスト系は毎日更新が基本ですよ(笑)

>大倉さん
『戦場のピアニスト』はショパンのバラードですか。これで観客を「感動」させるつもりですね。
ナチものといえば、『MAX』というジョン・キューザック主演の映画にはそのものズバリのヒトラーが出てきますね。

http://www.maxthemovie.com/

俳優もなかなかヒトラーに似ています。

そういえばメトロポリタン美術館展で「エコール・ド・パリ」というものピンときませんね。どうせならモローの『オイディプスとスフィンクス』とフェルメール『水差しをもつ若い女』あたりに来日してほしかったですね。
でもハルチュスが何点か来るようなので、これはちょっと楽しみ。

>>メトロポリタン美術館+ニューヨーク近代美術館+グッデンハイム美術館+ホイットニー美術館からそれぞれ名品30点づつ集めて

どうせだったら、「美術館&外専ツアー」みたいな感じNYに行くのもいいですね(笑)

他の美術展では埼玉県立美術館で開かれている「モネからセザンヌへ−印象派とその時代」が気になっています。

http://www.saitama-j.or.jp/~momas/

タイトルだけだど、ふーんって感じなのですけど、Webで見た行ったひとの感想では「その時代」に重点が置かれていてなかなかの好企画らしいです。


>derekさん
風邪はいかかですか? ここのところ急に寒くなったので、体調が崩しやすいですよね。こういうときこそ「漢汁」なんてのも良いかもしれません。

「イギリスの友人」は彼氏じゃないんですか。でももしその人が本を書いたら、derekさんも登場していたりして。

>>disc reviewのとこにあるサ−ジェントのデッサン・・・自画像ですか?

あれは普通のデッサンだと思います。「二人の少年の習作」とかいう。
サージェントの女性の肖像は着衣ばかりですが、男性のデッサンはヌードがたくさんありますよ。男性ヌードを集めた画集も出ていますし。
たしかにサージェント自身はハンサムですね。

>>ジェイムスとサ−ジェントはプラトニックな友好関係だったのですか?

わからないなあ。どこかに出ているかもしれませんね。ジェイムズはスティーブンソンとはかなり親密だったようですね。
ただ、ペンギンのペーパーバックではジェイムズの作品はほとんどサージェントの絵がカヴァーになっていますよね。『カサマシマ侯爵夫人』のカヴァーが「レディー・アグニュー」なんですが、これ、プリンセス・カサマシマのイメージにぴったりです。
サージェントはあまり日本では人気がないようですね。やっぱり文献はイギリス&アメリカをあたるしかないようですね。



>>男前の画家って誰でしょう?
モディリアニとか、エゴン・シ−レあたり???

モディリアニとシーレは僕もすごくタイプだったんですよ。とくにシーレはセクシーですね。他にはちょっと線が細いかもしれませんが、ロセッティもルックスはいいですね。あと古い人だとヴァン・ダイクとか。

そうそう、トム・クルーズは短髪が似合ってますよね。というより男優はだいたい短髪が好きなんですが。

>>ロバ−ト・アルトマン監督のイギリスのお屋敷殺人事件もの

これ、OKさんがちょうどレビューしていますね。
http://members.jcom.home.ne.jp/kogiso/

ミステリー風なのでちょっと気になっています。

>>ゲイの兵士達の兵舎内での心理劇(タイトル忘れましたが、マシュ−・モディン主演でした

これ、僕も見ました! やっぱり皆さん、見てますね、こういうの。マシュ−・モディンは『バーディ』なんかもそうですが、「ゲイっぽい」役が上手いですね。
そういえばアルトマンといえば『マッシュ』もヘンな兵士たちの映画でしたね。



Male   ゲイ       グレン・グールド
 

# 688  【張りなおし】 2002/11/10 21:29 返信する
From:大倉 里司 URL:https://members.tripod.com/guyshome/
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公式頁はこちらです

Male   ゲイ       コール・タッカー
 

# 687  【理想の20世紀美術展(^^;;】 2002/11/10 21:27 返信する
From:大倉 里司 URL:https://members.tripod.com/guyshome/
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derekさま、おこんばんは。

京都での開催は今月の24日迄ですね………

公式頁はこちらです

メトロポリタン美術館の場合、大英博物館+ルーヴル美術館を足して
ニで割ったような感じなんで………何で、エコール・ド・パリなの
かなぁ………って感じがしています。
メトロポリタン美術館+ニューヨーク近代美術館+グッデンハイム
美術館+ホイットニー美術館からそれぞれ名品30点づつ集めて
展示すれば、20世紀の美術(完全版)に近いものが出来るでしょう。
(パリ国立近代美術館+パリ市立近代美術館+オルセー美術館+
テイト・ギャラリーからも30点づつ加われば最強(笑))

Male   ゲイ       コール・タッカー
 

# 686  【風邪が抜けません】 2002/11/10 01:14 返信する
From:derek 
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図書館に行って、予約してたカラヴァッジオの伝記と、「ある婦人の肖像」の中巻を取りに行きたいんですが、寒くて・・・。
食欲はやたらにあります。また冬の間に脂肪溜め込みそう・・・。明日は荒療治に、3キロくらい泳いで来ようかな・・・。

>HODGEさん

disc reviewのとこにあるサ−ジェントのデッサン・・・自画像ですか?サ−ジェントって、子供の頃の写真と、自画像のひとつを見る限り、結構男前だったような気がするんですが・・。
男前の肖像画といえば、エディンバラの肖像美術館に結構掘り出し物があったような・・・。多分、SIRなんとかって感じの、知らない御仁ばっかりだったように記憶してますが・・・。

>>あ、デートだったんですね。しかもイギリス人の彼と。作家志望というのがいいですね。もしかして『ある婦人の肖像』を読んでいるのも、その彼の影響とか。

残念ながら、彼氏ではありません。(笑)
今週末も、友達と高野山にこもってます。
でも最近よくメ−ルくれます。でもボクには若すぎます。やっぱり友達どまり。
ヘンリ−・ジェイムズは前から読みたかったんです。
長編だからなかなか決心がつきませんでしたが・・・。
あ、先生!質問です。
ジェイムスとサ−ジェントはプラトニックな友好関係だったのですか?それとも出来てたのですか?
ラファエル前派とかの文献は結構探せばあるんですが、サ−ジェントのはなかなかないでしょう?

男前の画家って誰でしょう?
モディリアニとか、エゴン・シ−レあたり???


>>それにしてもトム・クルーズ、相変わらずカッコイイですね。『マイノリティ・リポート』でも短髪でセクシーだし

そう、トム・クル−ズはやっぱり短髪。
「トップガン」の彼がぴか一で、次は「ミッション・インポシブル」かな?
体つきはあんまり好きじゃないけど(なで肩すぎる。)、彼は少なくとも、ファンサ−ビスはいいですよね。
HODGEさんは、ベン・アフレック好きだから、もう「チェンジング・レ−ン」はチェック済みでしょうか?
ボクが、今見たいのは、「ゴスフォ−ド・パ−ク」。
ロバ−ト・アルトマン監督のイギリスのお屋敷殺人事件もの。
「金色の嘘」のジェレミ−・ノ−サムや、「54」の美青年ライアン・フィリピ−が出てます。
アルトマン監督は当たり外れ激しいですが、「ショ−ト・カッツ」とゲイの兵士達の兵舎内での心理劇(タイトル忘れましたが、マシュ−・モディン主演でした。原題は「Beautiful Streamer」だったかな?)は面白かったです。

>>billyさん、大倉里司さん

メトロポリタン、かなり行って見たいんですが、早くしないと京都のも終わっちゃいますよね。
今回のは、数年前の「オルセ−〜」くらい大きい展覧会なのでしょうか?
テレビでよくスポット当てられるのは、ピカソのアルルカンの絵とモディリアニの裸婦なんですが、他に掘り出し物ってどんな絵があるんでしょうか?



Male   ゲイ       ウォン・ビン
 

# 685  【禁断の企画(笑)】 2002/11/09 14:34 返信する
From:大倉 里司 
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HODGEさま、おこんばんは。

件の演奏は、ショパンの「バラード第一番ト短調 作品23」
の模様です。演奏自体は悪く無いのですし、独り舞台と言う
感もありましたが……何で今更この題材で?と言う懸念が
付き纏いました。

billy家元ゑ

「メトロポリタン美術館展」と打つ理由は只一つ。集客数の
問題なんです。
「館貸し丸投げ」方式ですから、ギャランティもかなり掛
かるでしょうし、客寄せパンダ方式で稼がないと(毒)

国宝BBSに書こうと思っていたねたなんですが……(^^ゞ
21世紀ならではの禁断の企画

「日本にあれば国宝展!」(爆)の開催は如何かと……

●俵屋宗達作『松島図屏風』(フーリア美術館)
●尾形光琳作『八橋図屏風』(メトロポリタン美術館)
●作者不詳『平治物語絵巻』(ボストン美術館)
●作者不詳『吉備大臣入唐絵巻』(ボストン美術館)


大英博物館、仏・ギメ美術館、米・ロサンゼルス・
カウンティー美術館(若冲コレクションが圧巻)
と揃えれば、前代未聞の驚愕の大展示が出来ると思うのですが。


Male   ゲイ       ベン・アフレック
 

# 684  【一言レス】 2002/11/06 22:56 返信する
From:billy 
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超多忙なので、今週は長いレスは休みますが、
一言。

メトロポリタン美術館展は京都市立博物館で開催
されていたヤツですよね。
あれも結構よかったですよ。オススメ。
でも、わざわざメトロポリタンと銘打たなくても
いいかと思いましたね。

それと、今週か来週あたりからそろそろホームページ更新
入れます。
また、毎日更新する予定。というのも書きかけていたやつが
ちょうど相続いて完成しそうなんです。

ではっ。

         
 

# 683  【戦場のピアニスト】 2002/11/06 00:19 返信する
From:HODGE URL:http://www001.upp.so-net.ne.jp/HODGE/
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大倉さん、こんにちは。
先週は映画祭でお忙しかったようですね。

>>さて………今年は独逸映画の当たり年です。

うーん、ナチものと聞くと、胸が騒ぎますね。
『戦場のピアニスト』は罵倒モード炸裂ですか、これも楽しみ。というか、ポランスキーがヒューマン・ドラマって、そういう感じしませんもんね。でもポーランドが舞台でピアニストってことは音楽はショパンですかね。

『ナチ占領下のパリ』は見つからなかったらお貸ししますので言ってくださいね。

あと今年の美術展はウィーン美術史美術館展で終わるかと思ってましたけど、メトロポリタン美術展も来月から始まりますね。こちらも楽しみにしています。


Male   ゲイ       カルロス・マニュエル
 

# 682  【『暗い日曜日』♪】 2002/11/04 23:04 返信する
From:大倉 里司 URL:https://members.tripod.com/guyshome/
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HODGEさま、おこんばんは。

『ナチ占領下のパリ』面白そうですね。
今度、図書館で探してみようっと(^o^)
さて………今年は独逸映画の当たり年です。

その中でもオススメしたいのは、もうじき
ビデオになるかな?(^^;;の『暗い日曜日』
でして、ハンガリーとドイツの合作。

シャンソンの名曲『暗い日曜日』誕生秘話
に纏わる究極の「毒と官能」の大輪の華が
咲き乱れます。\(^0^)/

チェコの映画ですが………『この素晴らしき
人生』も、心ならずもナチ協力者となって
しまった情けない夫婦の喜悲劇として秀逸で
した(^^)/~

ポランスキーの新作『戦場のピアニスト』
は近日罵倒モウドで感想を炸裂させる予定です。

BGM:OST:『暗い日曜日』よりヘザー・ノヴァ御嬢様歌唱
『Grommy Sunday』

Male   ゲイ       コール・タッカー
 

# 681  【マダム・マール】 2002/11/03 02:44 返信する
From:HODGE URL:http://www001.upp.so-net.ne.jp/HODGE/
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derekさん、こんにちは。
あ、デートだったんですね。しかもイギリス人の彼と。作家志望というのがいいですね。もしかして『ある婦人の肖像』を読んでいるのも、その彼の影響とか。

>>アメリカの狙撃犯もあっけなくお縄でしたね。(ま、十数人も犠牲者が出たけど・・・。)
あれだけ大国だと、容疑者の限定も難しいんだろうね。プロファイラ−ってやっぱりすごいんだ・・・。

僕もプロファイラーってすごいと思いますけど、↓に書いた「ドレフュス事件」のことを考えると、科学への「過信」はちょっと心配になりますね。
まあ、日本はそれ以前に、痴漢だと名指しされたらお終いの国ですからね。

>>キム・ヘギョンちゃん
これ、話題のインタビューを見損なってしまったんですよね。週刊誌が「一部マスコミ」を非難してますけど、やっぱり問題があったんでしょうかね。

>>八つ墓村
そうそう、あの小川真由美は怖いですよね。あと『悪魔の手毬歌』の岸惠子もかなり無気味でした。
「丑三つの村」って薬師丸ひろ子が出ていた『戦国自衛隊』でも似たような場面があって、それも怖かったです。

>>マイキ−・マ−ク
なんて懐かしいですね。あのカルバン・クラインの下着モデルはヒットでしたよね。ふうん、彼 uncut だったんだ。やっぱり uncut より cut 派? 僕は臨戦体制で cut になれば良いけど(要するに仮性でOK)

>>クリス・オドネル
でサービス・ショットといえば、ぜったいゲイがターゲットですね。

>>ある婦人の肖像
これは中巻になると、マダム・マールが生彩を放ちます。例えば22章でオズモンドにイザベルを「ものにしなさい」と言って、その後
「他人がどういう人生を送るように生まれついているのかなんて知りませんわ。私が他人をどう利用できるかなら分かってますけど」と言い放ったり、26章P154で「もっと慎重にしていただかなくては、私が席を立った時にあなたも立つのはまずいわ」と言うところなんて最高に「ビッチ」でイカしています。
多分ゲイは、めそめそ泣いている弱い美女(イザベル)よりも、したたかでビッチな女(マダム・マール)が好きな人が多いと思いますね。まあ、ジェイムズもゲイだし。

ニコ−ル・キッドマンはわりと合っていたような気がしましたが。あのちやほやされていた健康的なアメリカ娘が、陰険なヨーロッパの罠に落ちて「泣くしかない」弱さとか。
ミスキャストと言えば『インタビュー・ウイズ・ヴァンパイア』でも最初トム・クルーズじゃレスタトは合わないとか言われてましたけど、その後アン・ライスも絶賛したし(これも広告だったり)。それにしてもトム・クルーズ、相変わらずカッコイイですね。『マイノリティ・リポート』でも短髪でセクシーだし。日本での撮影はどうなっているんでしょうね。


Male   ゲイ       エミネム
 

# 680  【ドレフュス事件のなかの科学】 2002/11/03 01:46 返信する
From:HODGE URL:http://www001.upp.so-net.ne.jp/HODGE/
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神保町の古本祭りへ行ってきました。いやー活字離れが騒がれてますけど、ここは人でごったがえしていて、老いも若きも熱心に猟書してました。
まあ、僕はそれほど古本は買わなかったのですが(というより、あれこれ、あちこち見つけるのが面倒だったので)、その代わりに新刊本で「こういうのが欲しかったんだ!」という本を買ってきました。

菅野賢治著『ドレフュス事件のなかの科学』(青土社)。
ISBN4-7917-5999-0

内容は「科学による人種差別。免罪の陰に「学問」あり。一人の無実のユダヤ人をスパイに仕立てあげる為に「先端科学」が動員された」
というもので、有名なドレフュス事件に関し、科学(学問)がいかに偏った差別的イデオロギーを提供したか、というものです。帯には「社会学、生理学、精神分析……も無罪といえるか」と書いてあります。

これはそのまま同性愛差別にも通じる、まさにデタラメで人を不幸にする「学問」という名の抑圧機械を告発したものです。

この本では扱われていませんが、上野千鶴子の同性愛差別発言や小谷真理の「やおい」という差別的なポルノへの「入れ込み」を考えると、フェミニズムも決して「差別的であること」から逃れられないと思います。

何しろ、ある「やおい」関係者が人権上問題になり回収された本をウェヴ上に転載しているその内容こそが、この本で描かれているようなユダヤ人への偏見を煽るようなものとまったく同じだからです。

また、高城響の「やおい」論にしても「異端」や「異常」という言葉による「抑圧」(テクスチュアル・ハラスメント)を平然と行ってますし(一番の問題は、こういったゲイを侮蔑する「論文」が人権を重んずるとされる朝日新聞社の本に載ったことが問題だと思います)。

そもそも同性愛を扱った作品を「やおい」という「やまなし、おちなし、意味なし」「やめて、お尻が痛い」と言うネガティブな「言葉」で「分類」すること自体に問題はないのか。

そういったことも踏まえこの『ドレフュス事件のなかの科学』は真剣に読んでみたいと思います。

Male   ゲイ       スーザン・ソンタグ
 

# 679  【今日は仕事の後デ−トですた。】 2002/11/01 01:22 返信する
From:derek 
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相手はイギリス人で、ひと回り年が違います。(向こうが若い。)
ルックスは、ちょっとチジレ毛で、親近感持てる田舎青年ジョゼフ・ファインズといった感じです。
話が珍しく弾んで、短いけど楽しいひと時でした。これだけ(年齢差あって)価値観近い相手に出会えたのも久しぶりです。作家志望のなかなか面白いコです。
でも、あんまり話が弾みすぎて、何か、色気には走りそうにないム−ドです。多分「いい友達」どまりですな。ちょっと残念なような・・・。

>HODGEさん

>>ロシアの立てこもり事件も荒っぽい解決でしたね。アメリカの狙撃犯も何だか良くわからない人でしたし。

あの事件の解決を支持する国民が8割近くいたっていうのが驚いた。ああいうのって、やっぱり国が改ざんしてるのかなあ??
アメリカの狙撃犯もあっけなくお縄でしたね。(ま、十数人も犠牲者が出たけど・・・。)
あれだけ大国だと、容疑者の限定も難しいんだろうね。プロファイラ−ってやっぱりすごいんだ・・・。
ところで不謹慎なようだけど、拉致被害者の横田めぐみさんの愛娘キム・ヘギョンちゃんを見て、子供の頃の貴乃花にそっくりだなあと思ったのはボクだけでしょうか?

>>ポテトチップやフライドポテトがガンの原因になると日本の厚生省も警告しましたよね。

やっぱり悪い油かなんか使ってるから?
HODGEさん、マヨ好きなあ・・・。オレは最近、ケチャップの消費量が多いかな・・・。オムレツ作って食うから・・・。

>>横溝映画で怖かったのはやっぱり『八つ墓村』で頭に懐中電灯を付けた男が村人を殺しまくるシーンかな。ここの部分は実話を元にしているんですよね。

その実話のほうを映画化したのが、「丑三つの村」ってやつでしょ?古尾谷雅人が主演してた・・・(見てないけど。)
「八つ墓村」は、山崎努も怖かったけど、小川真由美はそのうえいく怖さだった。ちなみに、ラストで、にやっといやらしく笑う落ち武者の田中邦衛も怖かった。
リメイクの浅野ゆう子、へたくそ〜!

>>それと今度のイヴ・サンローランの新しい男性向け香水の広告には、男性器がバッチリ写っているんだって。米英のファション雑誌&ゲイ雑誌をチェックしなくては(笑)

こういう珍事があったとき、日本っていう頭こちこち検閲バリバリの国に生まれたことがすごく不幸に思える。
この国では、大手書店で墨塗りされて販売かな?
あ、全然関係ないけど、こないだ、某サイトで、マイキ−・マ−クのヌ−ド見たんだけど(合成ではないと思う)、彼、uncutだったんですね。ちょっとがっかり。(「ブギ−ナイツ」で最後に見せたダミ−ち×ぽはcutだったのに・・・。)

最近、ヘンリ−・ジェ−ムスの「ある婦人の肖像」読み始めました。
映画がそれほど悪い出来ではなかったってこないだ書いたけど、やっぱり原作の細部を端折ってるのは否定できないですね。
(イザベルに姉妹がいて、マダム・マ−ルは実際はもうちょっとふくよかで、ヘンリエッタはもう少し美人だし、タチェット夫人はマダム・マ−ルが嫌いなのかと思ったら、結構高く買ってて、しかもそもそも彼女の友人だったってことがわかりました。)まだ、上巻ですけどね。
ニコ−ル・キッドマンも悪くなかったけど、他の脇役達も結構適切なキャスティングだったようです。
特に、ラルフ、タチェット氏、グッドウッドなんて原作にかなり忠実な人選でした。上巻の時点では、マダム・マ−ルはまだ尻尾を出しませんね。なかなか強かな女です。中巻から登場するオズモンドがジョン・マルコヴィチの憎憎しいイメ−ジ通りかどうか、これから読むのが楽しみです。
ミスキャスティングって、好きな作品に関してだともう「死刑もの」だけど、そうでもない分に関しては、滑稽ですらありますね。
ジョン・グリシャムの「ペリカン文書」って昔映画化されたでしょ?
あるサイトで、「あの映画のジュリア・ロバ−ツは最悪のミスキャスティング!」と酷評してるのを読んで、笑ってしまいました。そもそも著者は彼女をイメ−ジして書いたのにね。これって、グリシャムの文才の問題?それともロバ−ツの大ファンだった彼が彼女を美化しすぎて、全然違う人物像を作り上げてしまったってこと?最も彼女、あまり頭の切れる女子大生には見えませんが・・・。
あ、そうそう。
BS Hi-visionで、映画「ラブ&ウォ−」の予告があって、主演のクリス・オドネルの美尻のサ−ビスショットがありました。若き日のヘミングウェイを主人公にしたスト−リ−も、相手役のサンドラ・ブロックもどうでもいいけど、あの「尻」見たさに、レンタルするかも・・・。

Male   ゲイ       ルキノ・ヴィスコンティ
 

# 678  【クローネンバーグ】 2002/10/31 23:53 返信する
From:HODGE URL:http://www001.upp.so-net.ne.jp/HODGE/
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OKさん、こんにちは。
『スパイダー』は最初、なかなか「事件」が起きなくて、中断気味でどうしようかと思っていたときに、OKさんのレビューでミラーとクックが引き合いに出されていたのを読んで、読み進んでいったら、なかなか良かったです。
やっぱりこれ、ミラーの『鉄の門』を思い出しますね。病院でのグロテスクな描写とか。

ただ「日記」がもっと(『鉄の門』のように)どんでん返しのような仕掛けになると思っていたのですが、それほど鮮やかな小道具ではなかったのがちょっと……。
『閉鎖病棟』や近々訳される"Dr.Haggard's Disease"も「病院臭」が漂ってきそうで、良さそうですね。読んでみます。
それと『スパイダー』に関しては、レイフ・ファインズ主演、デヴィッド・クローネンバーグ監督の映画も楽しみですね。

>derekさん
ロシアの立てこもり事件も荒っぽい解決でしたね。アメリカの狙撃犯も何だか良くわからない人でしたし。

いやなニュースと言えば、以前から言われてましたけど、ポテトチップやフライドポテトがガンの原因になると日本の厚生省も警告しましたよね。ポテトチップにマヨネーズつけて食べるのがわりと好きだったんですが……。
あとラーメンといえば、最近、インスタントラーメンがわりと美味くなりましたね。日清の(名前忘れましたけど)具がたくさん入っている五目麺とか案外いけます。

>>ブランド
『招かれざる客達のビュッフェ』は傑作揃いでしたね。『血兄弟』とか、かなり「悪意」が滲み出てました。

>>地獄に堕ちた勇者ども
って『悪霊』と関係があったんですか。ほとんど突撃隊の「乱交」が見物だったような。それと「制服」が素晴らしく美しく撮ってありますよね。さすがヴィスコンティ。

>>横溝
あ、ピーターは『三つ首塔』でしたね。横溝映画で怖かったのはやっぱり『八つ墓村』で頭に懐中電灯を付けた男が村人を殺しまくるシーンかな。ここの部分は実話を元にしているんですよね。

>>ボクは「巨根」には特に執着心ございません。男は硬さで勝負!HODGEさんは、巨根好き?(笑)

そう? やっぱり硬くて大きいほうがいいけど。そういえばパトリック・マグラアの『スパイダー』に「鉛筆のように硬く細い」という描写があったのですが、結局彼は、女に手でやってもらって「フィニッシュ」でしたね(笑)。

それと今度のイヴ・サンローランの新しい男性向け香水の広告には、男性器がバッチリ写っているんだって。米英のファション雑誌&ゲイ雑誌をチェックしなくては(笑)




Male   ゲイ       ヘンリー・ジェイムズ
 

# 677  【『スパイダー』と『鉄の門』】 2002/10/30 12:31 返信する
From:OK URL:http://members.jcom.home.ne.jp/kogiso/
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おひさしぶりです。

パトリック・マグラアの『スパイダー』は、僕も読んでいてミラーの『鉄の門』を思い出しました。「病院」の使いかたなんかよく似ていますよね(『鉄の門』はミステリ小説なので、事後的な謎解きの「第三部」を入れないといけなかったわけですが)。ミラー好きの人に受けるんじゃないかと予想していたので、納得のレビューでした。

マグラアは他の長篇も、語り手が最初は事件の第三者のふりをして回想をはじめるものの、そのうち叙述の構造が破綻してきて、彼が悲劇の当事者らしいことが示唆される、という感じの構造になっています。『スパイダー』はかなり正攻法でこれをやっているので、実をいえば期待していた「奇怪な語り」が少なくてちょっと物足りなかったりもしました。

         
 

# 676  【冬眠???】 2002/10/29 00:38 返信する
From:derek 
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今年ももうあと二ヶ月余りですけど、暗い雲間から少しだけ青空が見えているようだったのは、結局、ワ−ルドカップの間だけでしたね。それ以後は、またイヤなニュ−スばかり・・・。最近も怖い事件が多発しましたね。ロシアの劇場立てこもり事件もすごいことになってるし・・・。(あれが事実なら大きな国家犯罪ですね。)
今日は寒かったから、温まりたくて、久々に近所のラ−メン屋に行きました。店長は若い(結構かわいい)兄ちゃんで、あの若さにしては仕事熱心だし頑張ってるので、感心してるんですね。KANSAIWALKERにも出た店で、そこそこいつも人が集まるんですが・・・行くたび、味が落ちてるんだよね、頑張ってるのに厳しいようだけど。で、前より目に見えて量が減ってました。やっぱり、どこも商売厳しいんだね。大変だ。自民党が選挙で圧勝して、小泉のおっさんもニヤつく顔を隠すでもない様子。(「拉致問題」はやっぱりこのときのための切り札だったんだね。)自民党なんてつぶれても腐っても構わないから、もっと、国民の痛みを理解して、景気対策、何とかしろよ!

>別に意味はないんですが……というかアレです竹中経済財政・金融相がニューズウィークで放った「株価下落発言」"(No Bank is ) Too Big To Fail"
最初 to Fail だと自分でも意味がおかしいくなるし、to Insert だと「食事中」の人にナマナマしいと思い自粛(笑)
まあ、大きいことは良いことだ、のつもりだったんですが、意味がズレてますね、これ。

アハハ!あれのもじりだったんだ。
あのおっさんも、苦しい言い訳してましたなあ。(「政治家って、オレよりアホなんだろうか?」と時々真剣に悩んでしまう。)
ボクは「巨根」には特に執着心ございません。男は硬さで勝負!HODGEさんは、巨根好き?(笑)

>>。「はなれわざ」はちょっとアンフェアのような気がしますが、雰囲気は明るくて楽しめます。それとそこに出てくる「陽気な」ファッション・デザイナーのセシル氏」って絶対ゲイだと思うのですが。

はあ、こっちも面白そうですね。
ボクはとりあえず、「招かれざる客達のビュッフェ」と「切られた首」のほうを先に読んでみたいのですが・・・。「切られた首」もかなり意地悪く描かれているようですなあ。楽しみ。

>>『悪霊』は凄まじく大好きです!!!! 

ヴィスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」は、「悪霊」がベ−スになっていると何かで読んだ覚えがありますが、そうなんですか?おお、そういえば、こないだの「ル−ドヴィヒ」・・・見逃してしまいました。(泣)

>>そういえば大昔の『真珠郎』はピーターがやっていたとか聞いたことがあるんですが、そうだとすれば見てみたいですね。

ん???昔の映画かなんかですか?それとも、「横溝正史シリ−ズ」のほう?
後者のほうなら、早川絵美さんという女優さんがやってましたよ。これは、シリ−ズ中一番怖かったです。
冒頭で、真珠郎が柳の下に立って、蛍を一匹捕まえて食っちまうの。そしたら全身が蒼く光るの。当時小学生のボクは、背筋が凍る思いで、これを観てました。
ちなみに、ピ−タ−はこのシリ−ズでは、「三つ首塔」の中で、両刀使いの美青年の役で出てましたよ。

>>横スレですけど、武田 真一アナウンサーがいる限り受信料払いますよ、僕は(笑)

ああ、あの鼻の穴の大きい、結構童顔で優しそうな人ですよね。情にほだされて受信料出してしまうほどではないけど、結構好きなタイプかな、ボクも。
(ホントは、一人別に好きなアナいるけど、名前が今、浮かんでこない・・・。)

>billyさん

>>derekさんって案外豪華な食事しているんですね。なんかバルサミコ使った料理なんて家で食べる感じしないし、ひとり暮らしですよね?僕も結構ひとり暮らしが長かったけど、家で作る料理と言えば冷凍のコロッケ揚げたり、そんなことしかしなかったですね。なにやらおしゃれな感じがする〜。

バルサミコ酢は別に高くないよ。(ちなみに、今使ってるヤツは、人の旅行土産だからただ。)アボカドも安いときは、百円くらいで売ってるし・・・。外食すること考えたら、全然安いよ。
オレ、普段は質素だよ〜。晩メシ、ご飯と味噌汁と納豆だけで済ますこともしょっちゅう。贅沢してませ〜ん!

>>で、ゲイの人ってなぜか男性アナウンサー好きですよね。
ちなみに、TBSの安住さん素敵。
MBSの河田アナいい感じじゃないですか?>derekさん。

ふ〜ん、安住ってやっぱり人気なんだ。オレはあんまり。河田アナって誰?
オレ好きなのはねえ、一番最近入社したフジテレビの若手。(また名前忘れた。っていうかまだぺ-ぺ-なのでほとんど出てないから・・・。)顔はねえ、ちょっと伊藤英明風。
フジ系で、ちょっと心配なのが、八馬。彼、そんなに男前じゃないけど、性格はすごく良さそう。ちょっと前に交通事故起こして一時解雇された桜井ってコよりは好きだなあ。
八馬、たまに、五分枠のニュ−ス読んだりしてるんだけど、もう噛みまくって、観ていてハラハラするんだ、クビになるんじゃないかって。ちょっと前には、スポ−ツ担当してたけど・・・これが暗〜いの。顔の表情も声も。(笑)彼は結構低めでセクシ−な声してるんだけどね。頑張れよお!

>>2chで、「どうしてゲイの人って外国語はなせる人多いんですか?」見たいな質問があった時、レスで「普段は普通に話しているのにゲイ同士になるとオネエ語になる人も結構いるから、別に外国語話せても不思議じゃない」っていう投稿があって、思わず笑ってしまいました。

これ見て、思い出した。
いつか、飲みに出たとき、堂山の通りで、英語でホゲてる(オネエ言葉でしゃべってる)日本人がいてさあ・・・。携帯持ってしゃべってたんだけど、英語の発音はともかく、リアクションは外人並みに派手だった。傍で聴こえるのから解釈すると、(外人の)彼氏が何か誤解して電話の向こうで怒ってるのを必死でなだめてるって感じだった。(見た目結構オッサン)
”No,I,don't!!"て言うのに、一音節ごとに、タン、タン、タンって、足踏み鳴らしてたのを通りがかりの若いコが見て、
「あっし(私)英語わからへんけど、思うにアレは、「ちが、うわ、よおおおお!」って言ってるのよ!」て大真面目な顔して言ってるのを耳にして、大笑いしてしまった。
結論。オネエ言葉に国境はないようです、ハイ。(笑)

>>掲示板管理人補佐derekさん、

?????????????????????????
何?

>>そういえば、derekさんって掲示板とは違って(?)無口でしょ?割と無口な方?(伝聞ですが)だったら、僕もぺらぺら常にしゃべっているようなタイプではないので、そちらも似ているかも。

場合によるし、相手による。
こないだは、ちょっと事情があったの!

>>NHKって特殊法人でもう税金もらっているんじゃないの?

許せない・・・本当?
でも最近不景気で、徴収の仕事も大変だろうとは思う。夜の十一時くらいでも来るもんね。(ちょっと非常識だね。)
イギリスかどっかは、強制的に徴収するって、何かで見たなあ。そういうのを探知する機械を搭載した車が巡回していて、装置に反応した家をしらみつぶしに回ってるって、そんな恐ろしい話だったよ。

>>フェルメールって本当にきれいじゃないですか

そうだね、あの時代は風呂もろくに入らないから、みんな鼻が曲がるくらい臭かっただろうけど(笑)、フェルメ−ルの絵からは、あんまり臭いは感じられないよね。
え?そういう話じゃないの?
でもさあ、結構通俗的なのもあって、酔っ払いのオッサンが、お姉ちゃんの胸に手をやってる絵なんかもあるよ。(あれは、ちょと臭そう。)
あの屋内を描いたものは、階級の違う家(マンション)の情景なのかな?
何かで読んだけど、女性がワイングラスを手にしてる絵は、当時はすごく淫靡な意味があったみたいだよ。フェルメ−ルも何点か描いてるけど。あれは、「私は、いつでも、Hオッケ−よん!」って無言のうちに言ってるようなモンだってさ。面白いね。(女性にワインを勧めてるのは、「一発やらない?」って意味。)
そういえば、普段は絵に関心ない連れと一緒に、あの「フェルメ−ル展」行ったんだけど、結構気に入っちゃって、画集なんか買って嬉しそうだったよ。
「このコは高橋由美子。この絵のコは、服部まこにくりそつ・・・。」とか言って、大笑いしてました。人それぞれ、視点の違いがあって面白いね。

Male   ゲイ       ヘルム−ト・バ−ガ−
 

# 675  【甦るチューリング】 2002/10/28 22:42 返信する
From:HODGE URL:http://www001.upp.so-net.ne.jp/HODGE/
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待望の「哲学往復書簡」がアップされましたね。ざっと目を通しましたが、なんか今回は笠井氏、カッコイイですね。

>>マルクスのテクストのパフォーマティヴな水準は棚上げし、そのコンスタティヴな水準を独立して扱おうとする「ぼくたちのマルクス」的発言それ自体が、八〇年代の時点では現存していた収容所社会主義を容認し、結果的に加担する無自覚なパフォーマンスにすぎない。

これなんて、「やおい」評論が、現存する同性愛差別や侮蔑を容認し、結果的に加担する加担する「無自覚」なパフォーマンスにすぎない、と言い換えても良いくらいですよね。
しかも、ある「やおい」関係者が人権上問題があるために回収された本をウェブに転載していることにより、決して「無自覚」とは言えないですし。
「敵」はまだ消失していませんね。

>billyさん
芸術の秋ですね(あ、もう冬?)。正倉院展に興福寺、渋いです。
>>岡田温司
『カラヴァッジョ鑑』は本屋で見かけたのですが、わりと高価ですよね。たしか浅田彰の文章も入っていたような。

>>で、ゲイの人ってなぜか男性アナウンサー好きですよね。
あれってどうして?

でもストレートの友達も久保純(でいいのかな)とか言うアナウンサーとか、テレビ朝日の朝のワイドショーに出ている女性アナウンサー(どうでもいいので名前調べる気にもならないけど、笑)が可愛いとか言ってますよ。

>>「どうしてゲイの人って外国語はなせる人多いんですか
?」
僕はピアノが弾ける人が多いような気がしますね。みんなも弾けるでしょう?

>>フェルメール
僕も『デルフト遠望』と『絵画芸術』が好きです。あと『秤を持つ婦人』
いちおう↓にも書いています

http://www.geocities.com/wiredhodge/qper01.htm#03

今読んでいる本やドナ・タートの『シークレット・ヒストリー』です。あとアラン・チューリングの本を昨日買ってきました。
『甦るチューリング』(星野力、NTT出版)
帯にもチューリングがゲイであったことが書いてあったりして、とても期待できます。まあ、月刊アスキーに連載していたときにちょっと読んでいたのでだいたいの内容は知ってますが。

昨日も回転寿司へいって「ハワイ巻き」と「カリファルニア巻き」を食べまくりました。

Male   ゲイ       イヴ・サンローラン
 

# 674  【冬眠の準備はできていますか?】 2002/10/28 00:10 返信する
From:billy URL:http://ronan_jp.tripod.com/index.htm
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昨日、正倉院展の初日だったので、早速行ってきました。
今年は誰でも知っているというか、目玉となるものが、伎楽面と
か琵琶だったので、あまり楽しくなかったのが正直な気持ちです
ね。あと、大仏建立1200年の特別展と連動している様な気もしま
したし。でも、その分常設展が凄かったです。仏教美術の名品と
タイトル打っているように、凄い充実の陳列品でした。

その後、興福寺南円堂が特別公開期間中なので、寄ったのですが、
さすが入場料1200円も取るわ〜っていう内容でしたよ。国宝館は
入場料が高いクセにクーラーもなく、蛍光灯も今一な建物で、そ
の上解説文が紙で、なんかインドの博物館を思い出す感じだった
んですが、充実の内容!80%以上は国宝だったと思うし、そのほか
は重文で誰でも見たことがある品ばかり。恐るべし興福寺って感
じですかね。念願の阿修羅様にも謁見出来たことだし。

あと、俄に嵌っている「西国三十三霊場周り」ですが、興福寺の
御朱印ももっらったことだし、もうそろそろ揃いそう。これって
昔のスタンプラリーなんだけど、結構始めると楽しいですよ。
今度二日がけで老人会の人たちと法隆寺周辺をガイドする仕事が
あるんですが、もちろんその周辺の西国に登録されている寺院に
も回るので、滋賀県と岐阜県以外は揃う予定。

話は変って、今日の【格言なんて……】っていうHODGEさんのレス
早いですねー。なんかびっくり。

>HODGEさん、

>>岡田温司は前々から読んでみたいと思っていました。

あら!岡田温司をご存じなのですね!ツウですねー。彼の、「カラ
バッジョ鑑」もオススメです。なんか妥協していない態度が最高に
好きなんですよね。

>>ここのところ塩野七生関係でイタリアに興味がわいてきました。

HODGEさんは、何を読んでいるんですか?

>>アボカドってこんなに上手いものだと
ついでに、
>>アボカド好き〜!ワサビ醤油でそのまま食べたり
>>バルサミコ酢のドレッシングで食うのが最高!

アボガドって不思議ですよね。なんか容貌からしたら凄く青臭い
感じがするけど、全く損なことないし、濃厚な味で僕も初めて食
べた時驚いたんですよね。

まだお寿司は食べたことないですが。回転寿司僕も結構利用して
いるけど、アボガドのカリフォルニア巻きなんて見たことないわ。
その店がないだけなのかな。回転寿司なら普通置いてあるネタ?
昨日も回転寿司にいったんですが、そんなものはなかったな。

あと、derekさんって案外豪華な食事しているんですね。なんか
バルサミコ使った料理なんて家で食べる感じしないし、ひとり暮
らしですよね?僕も結構ひとり暮らしが長かったけど、家で作る
料理と言えば冷凍のコロッケ揚げたり、そんなことしかしなかっ
たですね。なにやらおしゃれな感じがする〜。

またまたついでに、
>>やわらかくて茶色くなってるとこはもう食えないのかなあ?

果物とかって腐りかけがうまいですよね。特にバナナの茶色に
なった部分とか(真っ茶になってあるものはさすがにやばいと思
うけど)柿の柔らかくなった部分って僕は結構大好きなんですが。
だからアボガドも絶対大丈夫じゃないかなと思います。

>>武田 真一アナウンサーがいる限り受信料払いますよ、
>>僕は(笑)

そういえば、彼って12時のニュースの人ですよね?なんか頭の隅
にイメージがあるんだけど、具体的な顔立ちが分からない。ホー
ムページを見ても今一写真では動いている姿を想像出来ないです
ね。写真が古いのか???
それとも彼って、大河ドラマ後のニュースでも出ていません?
最近やたら大河ドラマ後のアナウンサー気になるんですよね。

で、ゲイの人ってなぜか男性アナウンサー好きですよね。
あれってどうして?
2chで、「どうしてゲイの人って外国語はなせる人多いんですか
?」見たいな質問があった時、レスで「普段は普通に話している
のにゲイ同士になるとオネエ語になる人も結構いるから、別に外
国語話せても不思議じゃない」っていう投稿があって、思わず笑
ってしまいました。なんか違うような気がする。(笑)

ちなみに、TBSの安住さん素敵。
MBSの河田アナいい感じじゃないですか?>derekさん。

>掲示板管理人補佐derekさん、
>>ま、ヨ−グルト食べて、健やかに。

便秘と吹き出物は治ったんだけど、未だにそれ以上の進展はない
ですね。まぁ、ピロリ菌撃退とかは実際40台の方だし、そんなに
目に見えて撃退したって感じじゃないから、今一食べている実感
はわかないのでした。その上、最近マックスバリューのLC21の隣
に置かれ始めた、コレステロールを下げるヨーグルトっていうの
も結構興味アリ。僕的にはガンになるよりも、脳卒中・脳血栓の
たぐいの方が凄く切実だったりするんですよね。こちらに乗り換
えようかなと最近考えています。
でもでも、考えてみれば一時期の豆乳ブームのように、この種の
ヨーグルトも淘汰の時代がそろそろ来そうなので、今はネスレあ
たりが残りそうな予感をするのも事実なんですよね。ところで、
ヨーグルトってコレステロールを下げる働きもあるのだろうか。
それともこのヨーグルトのみの働きなんですかね?

>>じゃ、味覚も近いわけだ、ボクたち・・・。(笑)

結構似ていると思われます。そういえば、derekさんって掲示板と
は違って(?)無口でしょ?割と無口な方?(伝聞ですが)だったら、
僕もぺらぺら常にしゃべっているようなタイプではないので、そ
ちらも似ているかも。

>>ルナ社は、プリンヨ−グルトもイケます。もうここまで来ると、
>>ヨ−グルトじゃないね。

へぇー。凄く詳しいですね。もしかして甘党?それとも健康に気
を遣っていてできるだけ楽しく(おいしく)健康に良さそうなもの
を食べているだけ?
まぁ、そのプリンヨーグルトもマックスバリューで捜してみます。
最近僕はマックスバリューに嵌っているんですよ。

愛知県に住んでいた頃、近くにハイパーマートというダイエーが
あったんですが、ここも好きだった。結構やすいし、とにかくで
かい。食材とかはすべてそろうし、珍しいものも多かったから僕
的には大好きだったんだけど、店として利益が少なかったのか、
閉店の憂き目にあってしまいました。それ以来、でかいスーパー
(アメリカのようなでかさのスーパーがすき)はなかったんですが、
マックスバリューは結構品揃えもいいし、広々とした店内が探索
している様な気分になって好きなんですよね。24時間営業という
所も結構ポイント高かったりしますが。

>>あと、アロエとナタデココ嫌いでなければ

僕アロエ大好きですよ。パンを食べると絶対にアロエジュース飲
みますし。あれって肌に良さそうだから、何となく選んでしまう
んですよね。喫煙者はこれからの時期、ぴちぴちの肌を保つため
アロエの摂取を強く勧めますってなんかに書いてあった。

>>わわ、読みたい、これ。また遊びに行きますね。

どうぞ来てください。と言ってもまだアップはしませんが。
僕って書くの遅いんですよね。ミレーだって、いろいろいいなが
ら半年ぐらいいじくり回しているし、書きたいものはたくさんあ
って、調査とか書き始めているものも結構たくさんあるんだけど、
完成には時間かかりますね。今の調子だと『受胎告知−天使のい
る風景』(仮)の方が早く完成しそう。(笑)

>>カ−タ−は色気ないし(腹出過ぎ

だいぶ前のシーズンで、ERが薬品に汚染されてカーターが活躍す
る回あったじゃないですか。で、カーターが心臓発作の人を救っ
て自ら汚染されて、クリーンになるようにシャワーを浴びている
時、僕もびっくりしました。服を着て白衣を着ているから分から
なかったんですよね。脱ぐと結構やばいですよね。
結婚してたるんでいるんだな、きっと。

>>「アリ−〜」の新シ−ズンといえば、「X-man」のコ出てるん
>>だよね。

James Marsdenですねー。マークとか黒人の彼が出なくなったから、
これからは彼が男前の中心になる予感がしますね。でも彼、黙っ
ている方がいいですね。笑うとほほが目立って男前じゃなくなり
ます。

で、アリーの初回ですが、結構おもしろかったです。
なんか第3シーズンを思い出させるような、過剰な行動と、コミカ
ルな効果音。まさしく第3シーズンの勢いですね。その上、台詞の
テンポもよかったし、日本語訳もさすが〜って感心してしまうほど
うまかった。
でも残念なのは、前シーズンの人が結構降板になってあったし、
その理由なんかもドラマでは語られなかったし、すこし残念。

そういえば、次回ぐらいに登場する髪の毛が紫のド派手なおばさん、
彼女エリザベス2世即位50周年記念のParty@the Palaceで、司会していま
したよ。コメディー俳優だからこちらにも期待出来そう。

話はプラクティス。こないだプラクティスを見ていたら、アリーが
出ていました。それもbilly(男尊女卑のブタの方)と夫婦訳で。細か
な笑いどころはありましたが、なにぶんプラクティスはシリアスド
ラマだから今一彼女たちのキャラは出ていませんでしたね。
デビットEケリーのちょっとしたいたずら程度でしょうか。(役名も
アリーとビリーでした。)

>>ロスやルイスと大喧嘩してた頃の彼女のエピソ−ドは最高にエキサ
>>イトしたのに・・・。

そうそう。第2シーズンの彼女がまだおかっぱにしていた頃の彼女が
一番吠えていましたよね。吹き替えの声もすごくよかった。
最近なんか急にわかりがよくなって今一彼女の立場が分からない。ま
ぁ、ロマノがウィーバーのキャラと同じぐらい濃いから食われたんだ
ろうな。


>>受信料
>>この不景気にどこのお人よしが一人暮らしでそんな無駄な金払う
>>かよ!

あれって、僕一度も払ったことないんですが、かまわないのかな。
まぁ、来ても払う予定はないんですが。大体あれはおかしい。だって、
NHKって特殊法人でもう税金もらっているんじゃないの?その上まだ
貧乏な庶民から金を搾取するなんて江戸時代的だ。二重取りじゃない?
悪名高い高速道路公団だって高速道路使っている人にしか交通料取ら
ないじゃない。どうして見ていない人にまで料金を請求するのか
意味不明です。いい加減この受信料というシステムはやめるべきです
ね。まぁ、赤字なのもNHKの自業自得という感じがする。

>>「渡鬼」にテロップつけて流すってのはどう?
>>お得意の、「社会問題(老人介護ETC)」を熱く真剣に語るとこや、
>>「IT」とか「スト−カ−」とか、めまぐるしい社会情勢に取り残さ
>>れまいと、新語を無理して会話に取り入れようとする場面に、どっか
>>んどっかんオバハンの大笑い入れるの

いいねー。ついでに評論家の詳しい解説テロップを入れると、教養番
組にもなる。教養番組とお笑い番組になるのって渡る世間は鬼ばかり
だけ。

>>フェルメール

フェルメールって日常を描いた作品がたくさんありますよね。(フェル
メール自身の作品と言われているのは40点にも満たないし、そのうち
の数点は未だに真贋が確定していないという作品が少ない画家の中で
と言う意味ですが)
だから僕もフェルメールが所有していたアパートの住人を描いたのか
ナーとかある特定のマンションでの生活をスナップモーションのよう
に描いたのかな、とか思っていました。フェルメールの日常画って、
その当時の希望に添ったものと言われていますが、貿易で潤っていた
その当時のオランダで、中産階級の進出と中産階級が欲する絵は庶民
の日常を描いたものとか自分が住んでいる場所の風景画だったんでし
ょうね。だからフェルメールあたりから美術って何も予備知識なくて
もその世界に没頭出来ますよね。あとフェルメールの手法が凄くそれ
を容易にさせてくれます。

その上、フェルメールって本当にきれいじゃないですか。左から差し
込んでくる光が何ともきれい。カラバッジョになると凄く生々しく感
じるし、レンブラントだと劇的に写るんだけど、そういうふうに感じ
るということは、やっぱり自然じゃないナーとも思う訳です。一方フ
ェルメールだと、光がデフォルメだったとしても、そうとは感じない
凄く自然な光になっているところが凄いナーと思います。実際、フェ
ルメールはカメラ・オブスクラを使用したと言われているから、前後
の明暗の比率が極端だし、大きさの対比の比率も極端ですよね。あと、
フェルメールの物体が画面の両端で切断されているように描き込む手
法も、カメラをのぞき込んでいるような感じが出ていますよね。

それで、もう一つスナップモーションだと感じるのは、タイル地です
よね。タイル地とか壁に飾ってある部屋から、部屋の種類を分類した
ら4つか5つに分類できるみたいですが、これって部屋の奥行きが凄く
感じる作りになってありますよね。だから、装飾的な意味合いもある
んだろうけど、構図的はこの画家はかなり遠近法に神経質になってい
ますよね。フェルメールの最高傑作と言えば『絵画芸術』ですけど、
これにしても遠近法に着目してみると、画家を中心として左右に消失
するように遠近法があって、その消失点は画家の棒とモデルの右手に
設定されているし(これによって絵の中に描かれている画家の視点が、
実際の我々の視点と一致する)、室内にあるものも重ね合わせること
で奥行きが感じるようになってある。こう考えてみれば、フェルメー
ルって決して実際の風景を描いた画家じゃないんだけど、自然と臨場
感のある作品に仕上げてある。

後、作品の中に出てくる日常品とか、手紙を書いている女性とか、い
ろいろ隠された部分があって、そこをいろいろ想像するのも楽しいで
すよね。『手紙を書く女』と『手紙を書く女と召使い』って同一人物
でとか、手紙を書いている男性に振られたとかね。

想像が入る部分もたくさんあるのに、整合的に絵を構成させてあって
本当に見ている者からすればその世界に没頭させる画家ですよね。
ちなみに僕の大好きな作品は『デルフト遠望』と『絵画芸術』ですね。
何時間見ていても飽きませんよ、この絵は。

さて、「西国三十三ヶ所巡礼」の旅の準備でもしてきます。
この掲示板で興味ありそうなのは、しーほーくさんぐらいですかね?
興味あるのか一度聞いてみよう。

あと、HODGEさん後日メール送らせて頂きます。

Male   ゲイ       トム・クルーズ
 

# 673  【格言なんて……】 2002/10/27 13:02 返信する
From:HODGE URL:http://www001.upp.so-net.ne.jp/HODGE/
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>derekさん
>>誰の格言?CHICHIちゃん?そもそもどういふ意味(笑)

別に意味はないんですが……というかアレです竹中経済財政・金融相がニューズウィークで放った「株価下落発言」"(No Bank is ) Too Big To Fail"
最初 to Fail だと自分でも意味がおかしいくなるし、to Insert だと「食事中」の人にナマナマしいと思い自粛(笑)
まあ、大きいことは良いことだ、のつもりだったんですが、意味がズレてますね、これ。

>>第四の扉
「カー」(オカルト&不可能&密室?)みたいで「ハリンジャー」のような「語り口」だったら僕の「タイプ」ですね。近々(といっても、未読の山とマクロイがまた出るようなので、その後かな)読んでみます。

>>ジェゼベル
>>むしろトリックのほうに戦慄いたしやした

そうそう! あの無気味なトリックはある種のトラウマになりますよね。そこまでやるか!って感じで。
そうですね「緑は危険」のほうか推理できるよね。こちらも陰惨な雰囲気ですが。「はなれわざ」はちょっとアンフェアのような気がしますが、雰囲気は明るくて楽しめます。それとそこに出てくる「陽気な」ファッション・デザイナーのセシル氏」って絶対ゲイだと思うのですが。

>>ドスト
『悪霊』は凄まじく大好きです!!!! もうニコライ・スタヴローギンのキャラが最高で、ストーリーはぶっとんでいるし、ほとんどの登場人物が死ぬし。これとフォークナー&コンラッドあたりを読んでいたので、例えばエルロイ程度の「ノワール」なんて可愛いとさえ思ってしまいます。

そういえば純文学関係で、バルザック選集を出した藤原書店からゾラの選集も出るようですね。この中に『獣人(野獣人間)』も入っているようです。

>>松本清張&横溝
『砂の器』ってハンセン病だったんですが。すっと結核だと思ってました。『霧の旗』の女優はやはり一癖ありそうな人ばかりですね。山口百恵といえば、アイリッシュ原作『暁の死線』にも出ていましたよね。
『迷路荘の惨劇』は壮絶というか綺麗な感じだったような。多分原作と違うかもしれません(もしかすると「真」犯人も違うかも)。
そういえば大昔の『真珠郎』はピーターがやっていたとか聞いたことがあるんですが、そうだとすれば見てみたいですね。
テレビドラマだと天知茂の江戸川乱歩シリーズもわりと見ていましたね。「なんとかの美女」とか。

今、僕はドナ・タートの『シークレット・ヒストリー』を読んでいます。これ、なんだか凄い傑作の予感。ちょっと文学的というかちょうど話題のドストエフスキーにギリシア悲劇が絡んだようですごく濃密な感じです。
ミステリ・マガジンや、木村二郎さんのサイト「THE GUMSHOE SITE」でもドナ・タートの10年ぶりの新作が現在話題になっているようなことが書いてありました。

>>サラダにするときは、レタス、トマト、レ−ズン少し、それにクルミ一緒に入れてバルサミコ酢のドレッシングで食うのが最高!(クルミは他のナッツ類でもよい)

あ、料理するんですか。いいですね。実は僕、自慢じゃないですけど料理はぜんぜんダメなんですよ。よくケーキとか作れる人がいますよね。なんか尊敬しちゃいます。



Male   ゲイ       デイヴィッド・ベッカム
 

# 672  【HODGEさんの書き込みのタイトルって・・・】 2002/10/27 09:46 返信する
From:derek 
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誰の格言?CHICHIちゃん?そもそもどういふ意味(笑)

「第四の扉」も「ジェゼベルの死」も、即効読み終わりました。(「ハムレット〜」の後ではこの二つ、短編みたいなもの。)
「第四の扉」のほうは、やっぱり「カ−」の色が濃いなあ。結末は、悪夢的でバリンジャ−みたい。
めちゃめちゃ好きじゃないけど、まあ面白かったです。HODGEさんはこういうの好きかも・・・。
「ジェゼベル〜」のほうも面白かったけど、犯人はそれほど意外ではなかったです。むしろトリックのほうに戦慄いたしやした。(気持ち悪いことするなよ〜!)確かに、ミステリ−としては、こちらに軍配上がるけど、ボクは、「緑は危険」の薬品臭〜い陰湿な暗さが好きだなあ。犯人はこっちのほうが意外ですた。あれのラストの描写って、なんか岩井志麻子のホラ−小説みたいでいい。

横レスです。
>>アボカドってこんなに上手いものだと、この寿司で初めて実感しました。

アボカド好き〜!ワサビ醤油でそのまま食べたり、マグロの刺身と青紫蘇と一緒にご飯に乗っけてワサビポン酢ぶっ掛けて食う「アボカド丼」も最高!
サラダにするときは、レタス、トマト、レ−ズン少し、それにクルミ一緒に入れてバルサミコ酢のドレッシングで食うのが最高!(クルミは他のナッツ類でもよい)
その寿司も食ってみたいですね。
ただ、アボカドって、どうなった時が腐ってるんですかね。やわらかくて茶色くなってるとこはもう食えないのかなあ?

>>「カラマ−ゾフ兄弟」

「悪霊」や「未成年」あたりも読んでみたい。HODGEさんは「悪霊」好きなんだよね。
今まで読んだのは「罪と罰」「白夜」「貧しき人々」なんだけど、後の二つに出てくる女が最高にムカつくんだよね。
「白夜」の女は節操なさすぎだし、「貧しき人々」の女は、筆不精なうえに、相手のおじいちゃんを利用しつくす・・・。ひでえ女!スガコが怒るよ。「こんな嫁さん要らないよ!」って・・・。

>>大竹しのぶ主演の『霧の旗』が印象に残ってますね。

大竹しのぶもやってるんですね、これ。山口百恵、倍賞千恵子、安田成美は知ってる。
「砂の器」は同級生のコがボロ泣きしたって言ってた。
ハンセン氏病の患者さんがでてくるんだよね、たしか。

>>横溝正史がいいですね。この間もテレビ東京でやっていた『迷路荘の惨劇』を見て、なかなか良かったですし。でも横溝の原作は実はほとんど読んでないんですよ。だいたい映画とかテレビで見てしまって。まあ、推理ものというよりもホラーみたいな感覚が好きなんですけど。

「迷路荘の惨劇」見損なった。
横溝正史は、外国本格もののパクリが多いんだよね。
「夜歩く」なんて、タイトルもメイントリックもパクリ。ま、結構面白かったほうだけど・・・。
上川金田一、結構良かったんですね。
最近のドラマ化、映画化はひどいのが多すぎてほとんど見ないんだけど・・・。「迷路荘〜」は見たかった。
これ、原作では、犯人が凄惨壮絶な最後を遂げるんだけど、今回のドラマでも結構きれいな死に方したんでしょうね。あれがないと、「惨劇」が盛り上がらないんだけど、まあ、食欲をそぐ気持ち悪さだからねえ。
ドラマでは、大昔の「横溝正史シリ−ズ」(古谷一行主演の)の中でも、「真珠郎」「不死蝶」「悪魔が来りて笛を吹く」あたりがイイ出来でした。映画では、石坂金田一の「悪魔の手毬歌」かな。

Male   ゲイ       ジャレッド・レト−
 

# 671  【No Cock is Too Big to be Fun】 2002/10/25 23:11 返信する
From:HODGE URL:http://www001.upp.so-net.ne.jp/HODGE/
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>Billyさん
ここは毎日が日曜日なので、じゃんじゃん書いてください。

>>芸術に恋して

笠井氏はわりと普通の感じでしたよ。もっと怖い感じなのかと思ってましたが。
そういえば「哲学往復書簡」は予定より返答が遅れていますね。もう待ち遠しくて、ひさしぶりに笠井潔の評論集『黙示録的情熱と死』を読みかえしています。

ルネサンス関係の本の紹介、ありがとうございます。岡田温司は前々から読んでみたいと思っていました。
『メディチ家の人々』も読みたいですね。というかここのところ塩野七生関係でイタリアに興味がわいてきました。
そういえば新聞の広告に載っていたのですが、『プレイボーイ』の特集はイタリアで塩野七生のインタビューも載っているようです。

>>「カリフォルニア巻き」と「ハワイ巻き」
というか、アボカドってこんなに上手いものだと、この寿司で初めて実感しました。

>>HODGEさん、ちょっと聞きたいことがあるのでメールぶっ放してもいいですか?

なんなりとどうぞ。

それにしても「ハリーポッター」ってすごいですね。

>derekさん

>>「ハムレット復讐せよ」
>>クリスティ−のスパイがらみもの(「チムニ−ズ館の秘密」あたりの)みたいでした。

あ、意外な感じですね。もっとガチガチの本格かと思っていました。
>>ポ−ル・アルテの「第四の扉」
これ、読みたいと思ってます。「フランスのカー」というキャッチフレーズがとても気になります。

>>「カラマ−ゾフ兄弟」
これは面白いですよ。っていうかドストエフスキーってミステリーっぽいし、読みながらドキドキするくらい迫力がありますね。僕も時間があったら再読してみたいのですが。

>>アマデウスQUA.の「死と乙女」
そう、これすごく迫力があって好きですね。クラシックの聴き比べは楽しいですよね。僕はベルリオーズの幻想交響曲の5楽章の「鐘」の聴き比べも好きです。
例えばブーレーズの新盤は音程がオケとぴったり合っていて感心しますし、ケーゲルのやつは笑っちゃうくらいハズれているというか、これもこれでとても無気味ですね。

>>アルジャーノン
今週は菅野美穂の「泣き笑い」が話題ですかね。でもだんだんと(こちらが)慣れてきたせいか、まあそれなりのドラマになっているようですね。

>>松本清張のドラマ
北野武の黒木瞳の組み合わせは想像がつかないですね。清張&野村芳太郎だと『砂の器』あたりですかね。それと映画じゃなくてテレビドラマだと思うのですが、大竹しのぶ主演の『霧の旗』が印象に残ってますね。

日本ミステリーの映画&ドラマだとやっぱり横溝正史がいいですね。この間もテレビ東京でやっていた『迷路荘の惨劇』を見て、なかなか良かったですし。でも横溝の原作は実はほとんど読んでないんですよ。だいたい映画とかテレビで見てしまって。まあ、推理ものというよりもホラーみたいな感覚が好きなんですけど。
『悪魔の手毬歌』とか『犬神家』とか見ると海外のスプラッター・ホラーよりもずっと怖い感じがしますね。

>>NHK
横スレですけど、武田 真一アナウンサーがいる限り受信料払いますよ、僕は(笑)


Male   ゲイ       グレン・グールド
 

# 670  【赤っ恥青っ恥黒っ恥緑っ恥】 2002/10/25 00:58 返信する
From:derek 
--------------------------------------------------------------------------------

最近の書き込みで、ブランドの「ジェゼベルの死」に触れてますが、何か全部「ジュゼベルの死」と間違ってますね、ワタクシ・・・。恥ずかすい〜!

Male   ゲイ       ジャレッド・レト−
 

# 669  【無題】 2002/10/24 01:40 返信する
From:derek 
--------------------------------------------------------------------------------

>>billyさん

お忙しそうで結構じゃないですか。ま、ヨ−グルト食べて、健やかに。(笑)

>>例のバニラヨーグルト食べましたよ。ようやく見つけた。あれ凄くおいしい
ですね。僕が嫌いなのは普通のヨーグルト。なんか酸っぱいのに味が濃厚で
結構プロバイオテクス入りのヨーグルトってプレーンじゃないですか。もう
いやなのに食べている感じですね。

じゃ、味覚も近いわけだ、ボクたち・・・。(笑)
ルナ社は、プリンヨ−グルトもイケます。もうここまで来ると、ヨ−グルトじゃないね。
あと、アロエとナタデココ嫌いでなければ、DANONEのフル−ツセレクションのアロエ/ナタデココもおいしいですよ。

>>今ホームページの内容でレンブラントを書き始めているんですが、『夜警』が
不評で(当時は不評だったようです)落ち目のレンブラントに作品を依頼したのは
実はメディチ家だったりして、ここらあたりはホームページにアップしてからね。

わわ、読みたい、これ。また遊びに行きますね。

>>ともかく容貌は見てみたい。ちなみに、マルッチは動いていないとあまり男前じゃ
ないんですよね。彼は動いているから凄く素敵なんだと勝手に思っていますが。

そうだね。彼はもともと面白い顔ではあるけど「男前」ではないよね。
でも降板は残念!
9シ−ズンから、黒人の若い学生(かインタ−ン)がレギュラ−になったみたいだけど、どっちもあんまり好みではなさそうなので、ここはマルッチに復帰して欲しいとこですが・・。(カ−タ−は色気ないし(腹出過ぎ)、ルカはキャラとしても弱いし、顔もあんまり好みじゃない。まだ、ジョ−ジ・クル−ニ−のほうが色気あった。キャラも個性的だったし・・・。)
「アリ−〜」の新シ−ズンといえば、「X-man」のコ出てるんだよね。最初サングラスしてないからわからんかった。彼見たさに見始めるかも。(笑)

>>レズに転換して、すっかり気が弱くなってパワ−ダウンしてしまったウィ−バ−女史

あれはすごい取ってつけたようなプロットだよね。
確かに興味深いけど、明らかに不自然。
キャラクタ−としての魅力はもう完全になくなった。
(昔、ロスやルイスと大喧嘩してた頃の彼女のエピソ−ドは最高にエキサイトしたのに・・・。)
今は、なんだか、ミン・ナ演じる、チェンが強くなってきていて、彼女の存在を今後脅かすようですが・・・。
この女優は(てかチェンのキャラも)あんまり好きじゃないんだよね。演技が大げさな、高木美保みたいで・・・。チェンはいつも好き勝手しておいて、見当ハズレな「自己主張」だけは、しっかりするでしょ。
今、一番降板して欲しいキャラですなあ。(何で、復活したんでしょう?いてもいなくてもどっちでもいいような存在ですが、個人的には。)

以下横レスです、billyさん、HERMITさん、ごめん。

>>ERの精神病患者が医師(インターン?)を殺害してしまう回の放映カットでNHKが
>>批判されてましたが(そりゃそうだ)、Billyさんは何か思いました?

derekさんはかなり怒りました。(笑)
この回だけ、衛星で見逃したので・・・。
ていうか、中止されたことより、NHKのナメた対応のほうに腹が立った。(あんなことしといて、ぬけぬけと、真夜中に受信料徴収に来させるな!!)
受信料といえば、最近コンビニで払えるんですってね。NHKでCMしてました。それがすごいCMで、残業してる若いサラリ−マンが、「あ!しまった!受信料払うの忘れちゃったよ。もう遅いしなあ・・・。」とか何とか言って真剣に悩んでたら、女快決ゾロみたいなヘンなのが出てきて、「大丈夫。コンビニでも払えます!」とか言って余計な知恵つけるんだよ。で、最後にその青年がコンビニを出たところで、「ああ〜、スッキリした!」とか言うそらぞらしさ・・・。
NHKも北朝鮮並みに「マインドコントロ−ル」始めたかと思わせるようなぞっとするCMでした。
この不景気にどこのお人よしが一人暮らしでそんな無駄な金払うかよ!
NHK、好きな番組、いくつかあります。
でもよう考えたら、「ER」も「世界の城シリ−ズ」も、海外製作だった。だから今後も受信料など払いません!
おお、そういえば、こないだ、朝の連ドラで、放送順序を間違えて、こっちのほうが大きく取り上げられてNHK叩かれてましたなあ・・・。でもあれこそ単なる「放送事故」であって、「ER」事件のように、どっかの団体の圧力や、局の意図的なものは働いてないので、そんな目くじらたてることないのに・・・。「ごめんなさい。」ですまないのは、「ER」の放送中止後の対応のほうだと思うけどね。
「さくら」なんて、ネタばれされようが、1話すっ飛ぼうが禿げしくどうでもいいよ。

>>考えてみれば、最近民放はやたらテロップを出して、「ほら、笑えよ」と言わんばかりに
笑う場所まで指定していますが、なんかバカにされている気がするんですよね。

ここ十年くらいの間、ずっとそんな感じですよね、たしかに。オレもああいうの大嫌い!
最初は、聾の方に配慮してのことかと思ったけど・・・違うんでしょうね、やっぱり。
何で、笑う場面まで人に強制されなければならないのかと思うと、腹立ってくる。
何が世の中で嫌いかって、小細工ばっかりで、うそつきで、ちっとも役割果たしてない総理大臣や政治家と、クスリとも笑えない、しかも雨後のたけのこのように次から次へと出てくる、十把一絡げのお笑い芸人ほど嫌いなものはありません。
「爆笑問題」のジョ−クに、テロップつくと、速やかにチャンネル変えるderekでした。(この名称からして、もう、「笑え!」と迫っている。)
あ、そうそう、billyたん、「渡鬼」にテロップつけて流すってのはどう?あれが「お笑い番組」だと気づいて、僕達のように正しく楽しめる人たちが増えると思うけど・・・。ついでに、聴衆の笑い声入れるってのは?「フレンズ」や「ウィル&グレイス」みたいに・・・。特に、泉Pが、赤木ばばあにへつらって空々しいおべっか使うとこや、「渡鬼」キャラたちが、お得意の、「社会問題(老人介護ETC)」を熱く真剣に語るとこや、「IT」とか「スト−カ−」とか、めまぐるしい社会情勢に取り残されまいと、新語を無理して会話に取り入れようとする場面に、どっかんどっかんオバハンの大笑い入れるの・・・。




Male   ゲイ       ミロスラフ・クローゼ
 

# 668  【無題】 2002/10/24 00:28 返信する
From:derek 
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>HODGEさん

>>「ハムレット復讐せよ」
はまだですよ。そうそう、劇中で殺人が起こるのは「ジェゼベル」ですね。これも「容赦のない」トリックでしたね。

こないだ、「ジュゼベルの死」借りてきました。まだ忙しくて読んでないけど・・・。
「ハムレット〜」のほうは読了。
ミステリ−としては、イギリスの超古典ミステリ−といった感じで、プロット自体は、クリスティ−のスパイがらみもの(「チムニ−ズ館の秘密」あたりの)みたいでした。
でも、文体はかなり重厚な感じで、とっつきにくいです。おまけにすごい衒学趣味。シェイクスピアの研究家でもあるらしいですね、この方。ま、ボクはこの作品、結構好きですけど、アメリカの作家のほうがお好きなHODGEさんにはいまいちかもしれませんね。
今、ポ−ル・アルテの「第四の扉」を読んでます。
彼は比較的最近の作家で、フランスのカ−と呼ばれているそうです。プロットはそれっぽいですが、作風はかなり軽い感じで、すいすい読めてしまいます。HODGEさんは、これ、読んだんでしょうか?
あ、「ある婦人の肖像」も借りて読み始めました。今度は挫折せずに読めそう、HODGEさんのお陰で。
あとねえ、純文学だと、「カラマ−ゾフ兄弟」も読みたいんですけど、ほら、「モンテクリスト泊」が、今度、ジム・カヴィ−ゼルとガイ・ピア−ス主演で映画化されるみたいなので、そっちも読んでおきたいんです。(ジム・カヴィ−ゼル好きなんですよ。)ま、こっちもかなり長編ですけどね。子供の頃、児童文学版で読んだような記憶があります。
CDも借りました。
HODGEさんが書評書いておられる、アマデウスQUA.の「死と乙女」。こわ〜、これ。
ボクは、アルバン・ベルクの新録音盤を愛聴してるんですが、アマデウスのは、なんかおどろおどろしい・・・。「亡者の嗚咽」みたいです。こういう聴き比べ、ホントに、クラシックの醍醐味ですね。


>>菅野美穂&榎本加奈子
ハハハ、ずいぶん辛辣に、いや良く観察してますね(笑)
>>「泣きの演技」のすごさがあると思うんですよ
でも、いしだあゆみの貫禄の演技の前では、やっぱり負けてますね。

今週は観てません。ま、もともとどっちでもいいドラマだけど・・・。
いしだあゆみは「大御所」ですよね。彼女は「泣き」より「怒り」の演技が怖い。
東京のいとこが、いつか街で見た彼女の美しさに息を呑んだそうです。もう二十年近く前だけど・・・。
こないだ気になったのは、彼女の手・・・。すっごい婆さんの手してた。(笑)
ドラマといえば、こないだは裏番組で、松本清張の「鬼畜」やってましたね。ちらっと見たけど、なんかすごいミスキャスト。
北野武って人は、もともと演技のほうはあまり評価してないですし、最悪なのは、妻役の黒木瞳・・・。つぶれかけの印刷屋の女房があんなきれいにしてるはずないです。彼女は全然「鬼畜」風ではないし・・・。絶対「悪女」だとは思うけど、それも三流の・・・。(笑)
かつてこれ、緒方拳(気弱で怖い奥さんに尻に敷かれっぱなしの印刷工場の主人)、岩下志麻(その怖い奥さん)、小川真由美(愛人。三人の子供をこの夫婦の家に置き去りにしてトンズラしてしまう。今回のドラマでは、室井滋がやっていた。(うわ〜、この人、何か生理的に苦手。気持ち悪い。))主演で映画化されてましたよね、巨匠野村芳太郎監督で。
岩下志麻が、愛人の子供たちを虐待するシ−ン・・・トラウマになりそうなくらい怖かった。芥川やすしの、「ジョ−ズのテ−マ」のパクリみたいな「ズンズンズンズン」って音楽流れると、岩下志麻が現れるの。もう、あれはホラ−でした。あれを黒木瞳にやらせる日本テレビのセンスのなさ。だいたい、この女優、宝塚出身のくせに、歌も演技も、ど下手ですよね。「若作り」だけが世に評価されて、よく起用されてるけど、どこがいいのかよくわかりません。

>>『第八の日』

これは激しくヘンらしいですね。でもボクも読んでみたいです。(最近、やや、クイ−ン離れしつつありますが・・・。)




Male   ゲイ       ミロスラフ・クローゼ
 

# 667  【日曜日に投稿するつもりでしたが。】 2002/10/23 00:35 返信する
From:billy URL:http://ronan_jp.tripod.com/index.htm
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忙しくて。。。
Hermitさんも今週は休みらしいですよ。
私生活ともお忙しいようで。(笑)
で、僕ですが、年内は凄く忙しそうです。
とある方に「実は暇なんじゃないの?」ってメールで言われましたが、
マジで忙しいのですよ、僕。
特に水曜日ぐらいには、疲れがたまるし仕事があるしで、もうかなり
老け込みそう。(笑)

>HODGEさん、

>>笠井潔が出演して話をされてました。声を聞いたのも、「動画」を見た
>>のも初めて

ohh,見たかったナー。芸術に恋しては高島が出ているので、あの声が
どうも癪に障るからチェックしていなかったんですよ。しまった。
で、実際の笠井潔氏はどういう感じの人でした?

>>>>数回平野啓一郎に似ていると言われた僕としては
>>あ、そうなんだ、じゃ、彼の顔をチェックしなくては。

というか、自分ではあまり似ていないと思っています。確かに
ああいう感じの路線で、性格も似ているから系統としては同じ
なんだけど、容貌は全然違うと思うんですよね。

>>ルネサンス関係でお勧めの本があったら教えてください。

岡田 温司『もうひとつのルネサンス』(4409100025)は外せないとして、
『イタリア・ルネサンス美術論』(4490204027)とか
藤沢 道郎『ルネサンスの歴史上/下』(4122011922/4122011930)
あと、HODGEさん好みで僕の大嫌いな
若桑 みどり『マニエリスム 上/下―ルネサンスの危機と近代芸術の始源』
(4753410129/4753410145)
なんかもおもしろかったですね。
derekさんにせっつかれている『メディチ家の人々』も外せない。
これは元々講談社現代新書から発売されていたみたいですが、
僕は学術文庫の方が好きなので、そちらをもっています。(4061595520)
ちなみに、ヨーロッパのパトロンの代名詞がメディチ家だったら、日本の
パトロンの代名詞は藤原氏ですよね。
『大鏡の人びと』と言う本が中公新書から発売されているんですよね。
これもなかなかおもしろかったです。

あとねー、ミケランジェロ関係なら、岩波書店から発売されている『ミケラ
ンジェロ』っていうやつ、凄いいいですよ。むちゃくちゃ内容あるし、図版
もいいし、印刷にもいいインクといい紙を使っていると感心しています。

>>「カリフォルニア巻き」と「ハワイ巻き」っていうのがあって、前者はア
>>ボカドとエビ、後者はアボカドとマグロで味付けはマヨネーズなんですが、
>>これが、もう、絶品です!

卵にマヨネーズとか、新しくもないヤツは結構違和感なく食べられるんです
けど、マグロにマヨネーズとか、凄く僕のイメージからして凄いというもの
は食べられないんですよね。
それにしてもその回転寿司、おもしろそう。僕もかなり回転寿司が好きで
台湾にまで行って、回転寿司を食べてきました。台湾は、台湾の人からすれば
かなり割高なんですが、混んでいて1時間以上待たされました。
そのハワイ巻きとカリフォルニア巻きは痛烈に食べてみたいですね。
カリフォルニア巻きは、アボカドを寿司にすることから、海外的な発想だから
マヨネーズだろうがサルサソースだろうが違和感なく食べることができる。
ハワイ巻きは、HODGEさんがそこまで言うなら、って言う感じですかね。
HODGEさん、ちょっと聞きたいことがあるのでメールぶっ放してもいいですか?
凄くムズイ質問とか堅苦しい内容とかじゃないです。
ちなみに、僕のインターネット環境はcableなのですが、インターネットを
より高速化しようと思ってレジストリいじくったらメーラーの調子がおかし
くなってwebメールからの送信になりますが、かまわない?


>derekさん

>>オ−ストラリアのどちらにいらっしゃったんですか?

シドニーです。シドニーには昔2年ほど生活していたことがあって
結構友達が未だに多く住んでいるんです。ああ、僕も早くオーストラリアで
生活したい。

>>どういう味のヨ−グルトがだめなの?クリ−ムの味が強くて濃いの?

例のバニラヨーグルト食べましたよ。ようやく見つけた。あれ凄くおいしい
ですね。僕が嫌いなのは普通のヨーグルト。なんか酸っぱいのに味が濃厚で
結構プロバイオテクス入りのヨーグルトってプレーンじゃないですか。もう
いやなのに食べている感じですね。

それにしてもルナのバニラヨーグルトをマックスバリューで発見した時は
衝撃的でしたよ。なんか感激の初体験!って感じ。食べてみて感激。僕は
結構バニラアイスクリームでもとけかけのどろどろした奴が好きなので、
あれはまさしくそういう感じで、あまり酸っぱくもないからおいしかったです。
でも確かにあまり体には良さそうじゃないですね。

>>フェルメ−ルのレスもなんだけど、ほれ、「メディチ家」のほうのレス、
>>まだもらってないような・・・。

蘊蓄こねくりまわしたいんですが、もうしばらく待ってね。と言うのも内容
結構忘れているからもう一度読み直した後に投稿したいんですよね。それに、
今ホームページの内容でレンブラントを書き始めているんですが、『夜警』が
不評で(当時は不評だったようです)落ち目のレンブラントに作品を依頼したのは
実はメディチ家だったりして、ここらあたりはホームページにアップしてからね。
ただでさえネタがあまりないのに人様の掲示板で大切なネタを披瀝できないんです、
ボク。

ちなみに、フェルメールははまりこむと抜け出せない恐れがあるので、絶対に
ホームページでも扱わない予定。だから好き勝手言えると思うから
これの方が早くレスつけられるんですよね。(笑)

>>ロマノ役といえば、何となくテレビを見ていたら宇宙飛行士の役で出てきて
>>びっくりしたことが

デビットEケリー制作総指揮のドラマは確か『アリー』と『プラクティス』の他に
『シカゴホープ』というヤツもあるんですが、『プラクティス』って、結構判事が
アリーと被っていたり(黒人のウォルッシュ判事とかアリーがチャットで知り合った未
成年とデートして捕まった時の判事)して、アリーフリークには見つけるのが楽しみ
だったりするのですが、シカゴホープも以前にジョンがびょぅいんの顧問弁護士として
出演していました。

で、話は変って、そのシカゴホープで夫婦から生まれた子供が両性具有で、どちらを
選択するかという話があったんですが、その時の夫婦の旦那さんがロマノでした。
なんかいつも威張ってイヤミばっかりいっている性格の悪いロマノではなく凄く
悩んで悩んで衰弱しているような訳だったから結構違和感ありましたね。

海外ドラマって俳優がなじみないから結構役柄で見ていることが多いから、B級映画の
『ヤングヒットマン』という映画にビバヒルのブランドンが出ていた時にも結構違和感
がありましたね。

>>マルッチは、インタ−ンじゃなかったっけ?
>>6シ−ズンからレギュラ−になった、ラテン系のセクシ−・ガイです。

そうそう、超セクシーガイですよね。もう見ているだけで、あの二の腕から胸板の
分厚さを見ているだけで感激ですよ。兄は確か歌手をしているみたいですが、歌は
ともかく容貌は見てみたい。ちなみに、マルッチは動いていないとあまり男前じゃ
ないんですよね。彼は動いているから凄く素敵なんだと勝手に思っていますが。

>>レズに転換して、すっかり気が弱くなってパワ−ダウンしてしまったウィ−バ−女史

あれって、結局レズだった訳?なんか本人も未だにその世界に踏み込みそうにないし、
なんか矛盾していて今一彼女の存在自体がおかしいんですよね。
だって、彼女第2シーズンからの登場だけど、最初から松葉杖付いているのに誰も
そのことに触れないし。(まぁ、マルッチが聞きまくってウィーバーから釘を刺されて
いましたが)海外ドラマって回によって脚本が違うから冷静に考えてみればおかしいところも
結構あったりしますよね。楽しいからそれはそれでかまわないんだけど。

>Hermitさん、

>>ERの精神病患者が医師(インターン?)を殺害してしまう回の放映カットでNHKが
>>批判されてましたが(そりゃそうだ)、Billyさんは何か思いました?

配慮のしすぎなんですよね。僕はERはBSで見るので、地上波では見ていないんですけど、
考えてみれば、ERが放送される2週間ほど前に『明日を読む』とかいうNHKの解説委員が
ぶつぶつつぶやいている番組で「精神分裂病」に対する放送のあり方と人権について
つぶやいていましたね。
でも、もう何度も放送されていて、具体的にそのことによって分裂病患者が差別された
と言うならともかく、勝手に放送側が配慮して放送しないのはなんかおかしいんじゃな
いと思います。そういうのってなんか読者が制作サイド(この場合NHKね)との関係で考え
るとヒナが親鳥から餌をもらっているようなもので、ベースとして「私たちの方が知的で
判断力があるのよ」的な考え方がモロ感じるんですよね。そうじゃなくって読者も正確な
判断ができるとどうして考えないのか凄く不思議なんですよね。
まぁ、確かにあのドラマは正確に医学情報を使っているようだけど、その場合もドラマと
してみんな見ているんだから、テロップ出すぐらいでいいんじゃないかなと思う訳です。

考えてみれば、最近民放はやたらテロップを出して、「ほら、笑えよ」と言わんばかりに
笑う場所まで指定していますが、なんかバカにされている気がするんですよね。

>>カーターが麻薬に手を出すとかちょっと小耳に挟んで、食指が動かなくもなかった
>>のですが

落ちる、落ちるカーターって感じですよ。なんか凄い展開でおもしろい。

>>>> ファッションショウのビデオ
>>無知な質問かも知れないんですが、これって買って見たんですか?
>>テレビ東京(近畿だと何だろう?)でやっていたファッション通信が終わってしまったので、
>>そういう類の映像はもう見る機会がないんだろうな、なんて思っていたんですが。

関西だと、大阪テレビとかサンテレビとかいろいろあります。
で、このビデオは友達に借りたんですよ。たぶんテレビ東京系だったから『ファッション通信』
の後継番組だと思いますよ。なんかああいうのってコレクトアイテムだから、凄く奇抜なやつ
どっさり出てきますね。お気に入りはターザン風ビキニです。イタリア人のモデルがギャラン
ドゥー見せて、青年風なのにギャランドゥーが強調されていてよかったですよ。(笑)

>>>> あるおもちゃの分野
>>って何ですかい、まともに画面でやる奴のことですかい? それとも大人の……

ジョークで書いたのに、わざわざのレス感謝です。そう、大人の・・・ですよ。
あれってくるくる回るのはあるけど、どうして上下(前後)に動くヤツがないんだろう。
ってあります?僕が知らないだけなのかな。

>>これって国宝のほうですよね。
>>なんだかよりスマートになった気がします。重たいですけど (これがあると何となく
>>足が遠のく…(笑)、といっても今時まだダイヤルアップの方が問題なのか?)

ダイヤルアップの方にはアナログ回線用のトップページがオススメ。バシバシ表示され
ますよ。一番重かったのは、一番最初のトップページで、源氏物語絵巻展示してあったヤツね。
あれが一番時間をかけて作ったんだけど、表示されるのも一番時間がかかるという
自分でもうんざりするトップだったので軽量化を図っていたんですが、やっぱり、
ある程度の体裁を考えると、あれぐらいになってしまったんですよ。

それで、ページがインクルードされないのは、たぶんjavaをOFFにしていませんか?
あれジャバでインクルードしているので、offだと無理です。
あと、回線が56kだと、結構時間がかかるので、途中で切られてしまう恐れがあるから
更新してください。
僕のサイトjavaとcss使いまくっている汎用性のないサイトなのです。
IE6.0しか対応していないし。(笑)

本当は、画面の解像レヴェルとか大きさまで文句言いたいんです。
だって、僕の意図した色とか大きさとかで表示されていない場合もあるだろうから、
それがいやでいやで。
後、realの方はただいまトップページ変更中のため、一時使えないようにしました。

>>ルネサンス
>>これは何でまた? 何か理由があるのかないのか…?

管理人も忘れているであろうrealの方に、ゲイ向け美術史コーナーを新設するんですよ。
で、男前の変遷ということで美術史を傍観してみようと思うんですが、西洋美術は古代から
下ってくるのではなく、ルネサンスから出発しようかなと思っています。
ほら、古代地中海文明の美術=ヒゲ系とか、まぁ、そういう括りで。(笑)
古代エジプト文明の美術はスジ系か?
まぁ、実際に眼に優しくなるのは、ローマ文明あたりからですけどね。
ルネサンスは何系だろう。なかなか悩む。

>>>> OZ
>>>> なんか凄く怪しい雰囲気
>>一人で分かってないんですが、どんな内容なんです? どう怪しいんですかい?

今週は特に凄かったですよ。僕も未だに出演者の役柄が分かっていなかったりします
が、内容は男性の刑務所の中の日常話です。
今週は仲の悪い囚人がHIVウイルスを入手してその嫌いな囚人を感染させるという話。
なんかゲイが当然のごとく出てくるし、雰囲気もなんかダークでよどんでいる感じ。
ただ、出演者は僕のタイプではないから今一なんだけど、引き締まった俳優がタンク
トップ1枚とか全裸で動いているシーンなんかもあったりして、結構ゲイに優しいドラ
マですね。日本では『ウルルン滞在記』と『ウィル&グレース』の次ぐらいにゲイの
視聴率が高いと僕は思っています。

>> 僕が酔うと下品かつ大胆になるので
これは本人の自覚付きで? それとも人の指摘で?

なんか、僕と飲みに行くと友達が減るんです。。。まぁ、下品と言ってもセクハラし
たり下ネタに走ったりはしないんだけど、なんか下品になる訳ですよ。

>> 『魔術的芸術』
>>そういえば先日書店で見かけました。表紙がきれいでしたね。あと大きかった…
>>その割に余り面白そうな気がしなかったのですが、読後の解説をお待ちします。

へぇーって思う部分が結構あってよんでいて楽しいんですが、今一訳出が下手ですね。
本当に訳出している人物は、自分の日本語読んでみて理解出来ているのか疑問です。
大体、かたっくるしくて、まるで政府発表を読んでいるかのよう。
あれではいけませんねー。

>>薄めたのなら100gあたりの蛋白量や含有成分の例えば無脂乳固形分なんかが少なく
>>なっているはずですが、ほとんど変わらないんですよ。
>>あと、ドリンクタイプは大抵脂肪分が落としてあるので、甘味が入っていてもカロ
>>リーは変わらない感じがします。

なるほど、なるほど。すこし考えれば確かにそうですね。水で薄めてあるんだったら、
確かに成分も薄くなるはずですもんね。そういえば、LG21のドリンクタイプが販売さ
れていましたが、あれも凄く小さかったから特殊技術で、量は同じでも薄めてあると
いうか、養分を凝縮して水に溶かしてあるのか、なんかそういう感じになってあるん
でしょうね。考えてみるとすごいわ。

>>やはり茶道にはするものでないと分からない要素があるんですかね。

茶道の茶器って考えてみれば、新石器時代的じゃないですか。日本では陶器を作る技
術が伝わったのは、豊臣秀吉の明出兵なんですが、その時代以前にもろくろを使った
製造なんかは行なわれていた訳です。もし形状にこだわるのなら、ろくろを使って凄
くなめらかな器は作ることができた。それなのに、日本では崩れた、分厚い、器を作
っていた訳ですよね。茶道をする前はそれが不思議で不思議で仕方がなかったんです
が、茶道をした時、初めて理解出来た感じがするんですよね。さわると美しい茶器と
は違ってピタッと来るんです。ろくろだと異物をさわっている、もっているという感
じがどうしてもするんですが、不格好な器は、職人が手でこねてそういう後が残って
いるものだから、土を職人がさわった感じそのまま伝わってくる、凄く手にフィット
するんですね。そこに、「見立て」とか、全体像とか、発色具合が加わってくるんだ
と思う訳です。まずさわってみて、凄く手にフィットするかどうかから始まると思う
んですよね。だから、そんな体験のできない博物館の陳列品には何の興味がないんで
す。

>>最近はチューリップ一つとってもディスカウントで人気品種などがいろいろ出回る
>>ようになったので選び甲斐はありますけどね。色も移るのから2色から、緑に茶色
>>に黒に…枝咲き、八重咲き…

そうそう。こないだ100球2000円のヤツをインターネットで購入して植えて、ホーム
センターで1球60円もする高級なチューリップをベランダに先週に続いて植えました。
チューリップってまとまって咲いていると凄くきれいですよね。

>>ただ、球根植物は花期が短いので、一気に咲いて一気に終わってしまうかもしれ
>>ないですけどね。

そうそう。と言うか、僕は咲くとすぐに花を切って葉っぱだけにするんですよ。で、
後は球根を太らせる。

>>よく物の本には、球根が咲くまでのつなぎの意味 (あるいは球根の花と同時に楽し
>>む意味、水遣りを忘れない意図) で、球根を植えた上部に花の苗を植えたり(今な
>>らパンジーとか)、
>>あるいはダブルデッカー、トリプルデッカーといって、種類の違う球根を何種類か
>>一つの鉢に詰め込む (開花の時期や、開花時の高さ、球根の植付けの深さ、根の張
>>りを計算してですが) ようにして、一度に、あるいは何回も豪華に花を楽しむ、と
>>いうやりかたが紹介されています。

つまり、その一つで年中花が咲いているということですね。庭一面が花壇だとすると、
春のチューリップから、夏のひまわり・・・とかを植えるって事ですね。でも考えて
みれば、確かに肥料も難しそうだし、季節によって咲く花のバランスとか色の配置と
か念密に考えないと無理そうですよね。そんな上級テクは僕には無理です。
だって、あまり園芸には興味ないし。(チューリップと月下美人と百合は除く)

>>私自身は、あまり球根だけ、というのはやらないです。寄せ植えのプラスアルファ、
>>季節感を出す要素、ですかね。私も昨日は一部の植物の植え替えとラケナリアの植
>>付けをしていました。因みに種類はどんなのを植えたんですか?

チューリップは普通のチューリップですよ。あと、2色まざったやつ。
そういえば、Hermitさんも忙しいらしいですが、本当に忙しいの?なんか忙しくても
することはするって感じですよね。(笑)それって、私生活が充実しているって事なん
ですかね?

>>ああいう生活ってどういう生活?
>>…ってマンガといっしょにされましても……(笑)

他人が介入してくる生活って言えますかね。なんかひとりでいる時間はほとんどなく、
24時間ほとんど誰かしらと一緒にいる。そういう生活を想像するんですよ。だから
毎日が修学旅行気分?

僕って凄く支配されたい願望というか完全な妄想なんですが、1週間ぐらい刑務所に
入って囚人生活をしたいとか、軍隊に入って24時間拘束されている感じもなかなかい
いかなとか思ったりしているんですよ。まぁ、それらって普通の生活とは完全に正反
対の生活だろうから、どんなのか興味あるんですよね。でも、実際支配されたり、プ
ライベートな時間がないといやになると思うますけどね。だから1週間ぐらい。(笑)

そう書いていて思い出しましたが、元自衛官で現在俳優の今井雅之が自衛官時代の生
活についておもしろいことを話していましたよ。自衛官も凄い生活らしく、外からH
な本が寮に入ってくると、トイレに駆け込んで、ひとりでするんだそうです。だけど、
その本は貴重だから順番待ちがあって、外で、そろそろ発射する時間ぐらいになると、
順番待ちの人が「発射ようい」っていうかけ声がかかるんだとか。あと、ひとりにな
る場所と言えば、戦車の発射台らしいです。そこで、自分の発射に集中しすぎて、戦
車も発射した時、銃口が戦車内に入ってくるのに気づかずに死者も出たんだとか。
なんか下ネタも日常から凄く離れていて、おもしろい。

Male   ゲイ       Erik Hanson
 

# 666  【芸術に恋して】 2002/10/18 23:02 返信する
From:HODGE URL:http://www001.upp.so-net.ne.jp/HODGE/
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naubooさん、こんにちは。
情報ありがとうございました。スタージョンの作品集、実現するといいですね。お互い騒ぎまくりましょう。

それと今、テレビ東京の『芸術を恋して』を見ていたのですが、もうぶっとんでしましました。今日はミステリーについてやっていたのですが、そこになんと笠井潔が出演して話をされてました。声を聞いたのも、「動画」を見たのも初めてだったので感激してしまいました。
次の往復哲学書簡も益々楽しみです。

Male   ゲイ       グレン・グールド
 

# 665  【御久しぶりです。】 2002/10/18 20:48 返信する
From:nauboo URL:http://plaza28.mbn.or.jp/~nauboo/dairy200201.html#0101b-3
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スタージョン作品集の件ですけど、ネタ元も消えてしまったので。
藤原編集室の業務日誌に
http://www1.speednet.ne.jp/~ed-fuji/
若島正氏と、その件で打ち合わせた、とのことが書いてありました。
「来年実現してくれれば」って感じですね。

原書で傑作選を買ってあるんですけど、全然進みません…。

         
 

# 664  【タッチの差でした】 2002/10/16 01:56 返信する
From:HODGE URL:http://www001.upp.so-net.ne.jp/HODGE/
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>derekさん
おっと、1分差。

>>「アルジャ−ノンに花束を」
そうですね、下でも書きましたが、それほど見られないわけではなかったですね。ユースケも自然な感じですし。しいて言えば、職場(パン屋)の連中がいかにもでイタい感じですかね。

>>菅野美穂&榎本加奈子
ハハハ、ずいぶん辛辣に、いや良く観察してますね(笑)
>>「泣きの演技」のすごさがあると思うんですよ
でも、いしだあゆみの貫禄の演技の前では、やっぱり負けてますね。

>>「ハムレット復讐せよ」
はまだですよ。そうそう、劇中で殺人が起こるのは「ジェゼベル」ですね。これも「容赦のない」トリックでしたね。

「女の顔を覆え、目が眩む、彼女は若くして死んだ」でしたよね、『モルフィ侯爵夫人』のセリフは。
そういえばP・D・ジェイムズの『ナイチンゲールの屍衣』は『緑は危険』とちょっと似ている感じがしました。これも病院が舞台だし。



Male   ゲイ       リッキー・マーチン
 

# 663  【アルジャーノン、見ました。】 2002/10/16 01:29 返信する
From:HODGE URL:http://www001.upp.so-net.ne.jp/HODGE/
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これ、原作のことをあまり考えなければ、それなりに楽しめるかもしれませんね。いしだあゆみが、なかなか迫力があったし。ただあのヒロインの恋人は不用だと思うのですけど。

>Hermitさん
「まったりCafe」のスタージョン情報はもう消えてしまったようです。

「ハードボイルド度チェック」が34%ということは、やっぱりスペンサー?

>>『第八の日』
クイーンは中後期はぜんぜん読んでないんですよ。これからですね。代筆と言えば『盤面の敵』がスタージョンでしたっけ? これは読んでみたいですね。

>>スパーク
あ、気に入ってもらって安心しました。
『運転席』はそんな感じですよね。
>>会話をしてもそれをてんでに一方的に言うばかりでコミュニケーションになっていないのもまたおかしい。

これ、最後に(細かいところは忘れましたが)Q(かどうも忘れましたけど)の和音が響いた、というようなことが書いてありませんでしたっけ。要するに「不協和音」みたいまものなのかな、と感じましたが。
そうそう、『運転席』はエリザベス・テイラー主演で映画化されているんですよ。

『邪魔をしないで』。そうですね、あれは神経逆撫でするような感じですね。レンデルの「あの作品」に近いようで、またちょっと違う感じかな。あと、知ってるかもしれませんが「ハドリアン」は「ハドリアヌス」の英名です。

それにしてもスパークの作品がほとんで絶版で翻訳されていない本が多いのは残念です。早川のepiシリーズあたりで出してくれるといいのですけどね。
「スパーク同盟」でも作って盛り上げましょうか?

そうそう、コーネル・ウールリッチ「砂糖とダイヤモンド」、買いましたよ。装丁が「らしくて」良いですね。巻末のリストも資料的価値大ですし。で、見ました? 1930年のところに "Gay Music" という作品があるのを。まあ、たいした意味はないのでしょうけど。

Male   ゲイ       ベン・アフレック
 

# 662  【無題】 2002/10/16 01:28 返信する
From:derek 
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>billyさん

オ−ストラリアのどちらにいらっしゃったんですか?
スウェ−デン人ってなかなかヨ−ロッパから外には出ないような印象があったんですが、オ−ストラリアにも来てるんですね。

「ロ−マ人の物語」ボクも読みたいんですが、まだ読みたいものが他にもたくさんあって、ちょっと手が回りません。「チェ−ザレ・ボルジア」をまず読まなければ・・・。

「ベイウォッチ」はそう、胸板だよね。
これから楽しみが増えました。

どういう味のヨ−グルトがだめなの?クリ−ムの味が強くて濃いの?
オレがダメなのは、酸味強いのと、苺の果肉入ってるヤツ。(苺は好きなんだけどね。)

フェルメ−ルのレスもなんだけど、ほれ、「メディチ家」のほうのレス、まだもらってないような・・・。
ここは、溜めちゃうとエラいことになるね。みんな、量多いから・・・。(笑)

>HODGEさん

薦めて頂いたクリスティ作品、ボクは全部読んでました。(笑)
「ねじれた家」は、ボクも好きです。ちょっとプロットが「Yの悲劇」っぽいですよね、こっちでは殺されるのは「爺さん」でしたが・・・。
P.D.ジェ−ムスは、まだ読んだことないです。
クリスティの「スリ−ピング・マ−ダ−」の中にも出てきた戯曲を扱ってるんですよね、「女の顔を覆え」って。これは読んでみたいなあ。

>>「アルジャ−ノンに花束を」

今日、観ました。
それほど、悪い出来ではなかったようです。
ユ−スケの演技は、そこそこといったとこでしょうか・・・。いしだ壱成や香取慎吾の、本人のキャラを
地のままで行った、一ひねりもない演技よりは、ずっと役作りしていたように思います。
相手役の菅野美穂は、想像通りでしたね、ほとんど。
彼女が選ばれた理由には、「泣きの演技」のすごさがあると思うんですよ。うまいとかなんとかじゃなくて、「生々しい」の。まるで、恐山のイタコに降霊したのを目の前に突きつけられたみたいな(またわかりにくい表現でごめんなさい!)、ちょっと、「ギョ」っとするような「泣き」なのです。絶対トレンディドラマの軽い恋愛ものには似つかわしくないあの「泣き」・・・。
パン屋の主人を、女主人に設定しなおしたのも、注目すべきとこですね。オセロの片割れがやってましたけど・・・。ま、何で、この人がやらなけりゃならなかったんだろう、とも思いましたが、あれはあれで、そう不自然でもなかったです。
ただ、ひとつ、勘弁して欲しいのが、ユ−スケの同僚の同じ精神遅延の少女を演じる榎本加奈子・・・。
もともと好きなキャラクタ−ではないので、「先入観」なしで彼女を評価するのは、難しいけど、「精神遅延」というより、「ヤク漬けにされてフィリピンに売り飛ばされたコギャル」って風情でした。
ま、一話みただけでは、正当な評価は出来ないでしょうが、今日観た限りでは、フジ系のドラマにしては、まだましな出来だといえると思います。
この原作については、また後日、改めて語りたいと思います。(この話題が盛り上がるようなら・・・。)

>HERMITさん

ジョシュア・ベルのサイトです。彼の写真も数多く見れますし、新譜の視聴もできます。よろしければ、どうぞ。

http://www.sonyclassical.com/artists/bell/site/intro.html

>>>> クリスティアナ・ブランドの「緑は危険」

戦時下の陸軍病院が舞台で、手術台上の患者が不信な死を遂げ、病院関係者7人が容疑をかけられる、という物語です。
結構、重苦しい展開でしたが、人間ドラマとしても、なかなか面白かったです。
まだ海外ミステリ−ビギナ−の頃に、クリスティをほとんど読了したボクにとっては、ブランドやセイヤ−ズに出会えたのは衝撃的な体験であり、大きな慶びでありました。
劇中で殺人が起こるのは、「ジュゼベル〜」では?
劇中の殺人といえば、ボクは今、イネスの「ハムレット復讐せよ」に取り掛かってます。クリスティやクイ−ンと違って、なかなか堅苦しく衒学趣味、そして重厚な語り口ですが、今のところは、結構楽しめてます。
皆さんは、これ、お読みになりましたか?

>>クイ−ンのライツヴィルもの

「ダブル・ダブル」・・・「災厄の町」や「十日間の不思議」に比べると、人気の少ない本作ですが、ボクは結構好きです。HERMITさんはどうですか?
「十日間〜」は世評も高い作品だし、人にも薦めれて読んだだけに、期待しすぎて、読了後の失望感もひとしおでした。(笑)続編の「九尾の猫」で口直し・・・と思ったのですが、こちらもあまり趣味ではありませんでした。やっぱり、人によって、評価や趣味はかなり分かれますね、特に、クイ−ンのように作風がころころ変わる作家の作品は。ボクはちょっと変わったところで、「悪の起源」なんていう異色作も結構好きだったりします。

>> アルジャーノン
>> 精神遅延の感じはでるかもしれないけど
私はむしろ天才は実際にもにわか作りなので表に現れなくてもそう問題ないのではないか(といってもドラマでの表現なので、見た目で表されなきゃいけないんでしょうけど)、逆に精神遅延の方が妙な演技になってしまうのでは、なんて思ったりしましたが。

よく考えたら、そうですよね。
今日のユ−スケの演技は、思ってたほど悪くなかったので、ボクには意外でした。
このスト−リ−ってかなり残酷なものだと思うんですよ。精神遅延の者に対して、周囲の人間(パン屋の工員にしても、彼を捨てた母親にしても・・・)が容赦しないじゃないですか?完全に職場では「バカ」「のろま」の道化役にされてるし、最初から驚くほど母性の欠如した母親は、彼を終始「お荷物」扱い・・・。そして、天才に生まれ変わってからの彼らのパニックぶり・・・。でも、現実なんてこんなものなのかも、と思わせてしまうんですよね。読者のボクらにしてみても、天才に変貌してからの主人公は、ひどく鼻持ちならないし、手術が失敗したと判明してからは、また断然手のひらを返したように彼に同情してしまう・・・。(まあ、そういう風にキイスも読者を誘導、操作してるんでしょうが・・・。)そういう自分の心の底の醜さを鏡で見せつけられたような、いや〜な気分にもさせられてしまうんですよね、読了後は・・・。最後で泣けたとしたら、あれは、単に、無邪気な主人公への「同情の念」なんだと思う。
だから、あれは、人に手放しで薦められる作品じゃないし、一番好きな作品でもないんですよね、結局。心に突き刺さるプロットだけどね、ほら、ワイルドの一連の童話作品みたいに・・・。

>>しかし意見がいつもながらシビアだ… 

何?ボクのこと?ん?ボク?(笑)

>> マルッチ
だれでしたっけ? 最近見ていないので分からないかもしれないですが、救急隊員(?)の?
ロマノ役といえば、何となくテレビを見ていたら宇宙飛行士の役で出てきてびっくりしたことが

マルッチは、インタ−ンじゃなかったっけ?
6シ−ズンからレギュラ−になった、ラテン系のセクシ−・ガイです。7シ−ズンのエピソ−ドで、タンクトップ姿のサ−ビスもありました。
人を食ったようなキャラが、ERの中では貴重だったのですが・・・。

ロマノ役の役者さんは、宇宙飛行士役で出てたみたいですね、たしかトム・ハンクスが製作したドラマ化なんかで・・・「人類月に立つ」でしたっけ?見てないんですよね。
彼、昔、ジョン・ア−ヴィング原作の映画化「ホテル・ニュ−ハンプシャ−」で、激しく学校でいじめられるホモの長男役を演じてましたね。(髪もまだあった。)
それが今は、カウンティ−のスタッフ泣かせの鬼上司をやってる落差・・・。
彼は、憎まれてこそ、生きる「キャラ」なので、レズに転換して、すっかり気が弱くなってパワ−ダウンしてしまったウィ−バ−女史のように、「去勢」されてしまって欲しくないですよね。

Male   ゲイ       Brennan Foster
 

# 661  【そうでした】 2002/10/15 03:42 返信する
From:Hermit 
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忘れてました。

>> naubooさんの「まったりCafe」で知ったのですけど
>> シオドア・スタージョンの作品集が出るみたいです

どこに書いてあるのか分かりませんでした…
教えてください…

 
 
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